ブックマークの増やし方については書いていません
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さて、それではブックマークについてだ。
ブックマークはどうやったら増えるのか?
そんな事、私に分かるわけがない。
だからいつも通り、有益な情報など、このエッセイにはないのだ。
タイトルにも、分かりやすく、『ブックマークの増やし方については書いていません』と、書いておいたので、間違って読みに来る人も、それほどいないはず。
だから私には落ち度はないはずなのだけれども、それでも、もしかするとブックマークの増やし方を真剣に悩んでいるなろう作家の方が、万が一の情報を求めて読みにきてくれているかもしれない。
だから、そんな期待を持ってこのエッセイを読んでしまったあなたの為に、やはり先に謝っておこうと思います。
ごめんなさい。
さて、長々と謝罪から初めたこのエッセイだけれども、どうやればブックマークが増えるのか、分からないものは、分からないから仕方がないのだ。
読者の方々、このエッセイ的には妖精様の方々の気持ちが、正直、私にはよく分からない。
だって、新しい話を投稿した日にはあまりブックマークは増えないのに、3、4日放置した頃に、ポコポコと立て続けにブックマークや評価が増えていたりするのだ。
アクセス解析を見てみると、第1話からきちんと最終話まで読んでいる痕跡が残っている。
妖精様の足跡というべきか。
私の小説なんて、投稿しない日は、そこまでアクセス数が多くないから、1日のうちに不自然に全話数分のアクセス数が増えている時間帯が、グラフにくっきり現れていたりするのだ。
おそらく、投稿後、数日経ってから訪れて、一気に全話読んでくれた妖精様の形跡なのだ。
そして、そんな形跡を残した妖精様が、ちょいちょい、ブックマークやら評価ポイントを、そっと置いていってくださっている。データーからみると、そんな気がする。
今、私の連載小説の話数が、調子に乗って書いているうちに50話を超えていたのだけれど、話数が少ない頃は、投稿日にブックマークが増えやすかった。
でも、話数が多くなってからは、投稿日に増えるブックマークより、数日放置している間に増えるブックマークの数の方が多かったりするのだ。
多かったりするのだ、とか偉そうに言っちゃって、このエッセイのタイトルも『ブックマークが100を超えたので』だし、いかにも私の連載小説、ブックマークが増えてるんですよねーふふん、的な書き方をしてしまいましたが、100を超えてからは、それほど増えていません。
増え方も、1とか2づつです。
ちなみに、今現在のブックマーク数は123です。
この数字、かなり気に入っていますが、ここ最近、何度見ても123です。123。初期パスワードみたいでいいですよね。この数字。
まあ、それはともかく、放置中にやって来る妖精様方は、一体どこから情報を得て、投稿から数日経ったような小説を読みにきてブックマークをつけてくださっているのだろうか謎だったのだ。
何処から来ているのか。入り口は何処かのか。
私の家のように思っていた私の小説には、妖精様用の秘密の入り口があるのだろうか。
謎多き存在、神秘の妖精様。
とか思っていたのだけれど、このエッセイを書きながら、今、思いついたのだ。
もしかすると、キーワード検索とかで入り口を見つけた妖精様がきているのではないだろうか。
キーワードというのは、小説を一番最初に投稿する前に、作品設定というところで、あらすじやら、作品分類やらと一緒に決めろと言われるものなのだ。
なろう側が最初から書いておいてくれている、おすすめのキーワードというのもあり、それはチェックを入れるだけで設定出来るようになっている。
悪役令嬢とか、タイムリープとか、なろうで流行りの設定が並んでいるのだ。
自由に書き込めるキーワードというのもある。
なろうで小説を探すときに、このキーワードが使われるらしい。
私自身が、なろうで小説を読むときは、ランキングの上位をちょっと見て、読みたいものがなければそのまま立ち去っていたのだけれど、もしかして、意外とキーワード検索で読みたい小説を探す人は多いのかもしれない。
だって、多分、私の小説は、どのランキングにも載っていないはず。
それなら、キーワード検索ぐらいしか、入り口がない。たぶん。
すると、キーワード検索をして読みたい小説を積極的に探す妖精様が、ブックマークや評価ポイントも積極的に付けてくださる妖精様方なのかもしれない。
大切にしなければいけない妖精様、ということになる。
そして、最近になって、そういう妖精様が増えた気がするという事は、この妖精様方は、ある程度の話数を欲している妖精様なのかもしれない。
たっぷりと読みたい妖精様という事なのだろうか。
となると、キーワードというのは、思った以上に重要なのかもしれない。
最初に考えなきゃいけないから、よく分からないし、なんかいっぱい項目があるし、面倒だし、わりと適当に、ま、こんなもんでいいかな、と決めてしまったけれど、もうちょっと真剣に考えて、いっぱい付けといた方がいいのかもしれない。
あれ?これって、有益な情報なのでは!?
何も、有益な情報を書かないつもりのこのエッセイで、意外と有益な情報を発信してしまったのでは。
まあ、でも、私が今、思いつくような事は、既に周知されているような情報だろうから、やっぱりそれほど有益な情報じゃないのかもしれない。
ま、いっか。どっちでも。
最初に書こうと思っていた内容と、全然違うものを書いてしまったので、書くつもりだったものは、またそのうち書くことにします。
私がこれからやろうとしている、ブックマークがいっぱいもらえるかもしれない実験の犯行予告的なものですが、どうせ大した事は書かないので、期待はしなくても大丈夫です。
心安らかにお過ごしください。
では、また。