アクセス数についての話
最初にお知らせしておきたいのは、このエッセイを読んでもアクセス数の伸ばし方など、何一つ分からないし、為になる事など、何一つ書かれていない、ということだ。
アクセス数増加の情報を求めて読み始めると、がっかりさせてしまう事は確実。
でも、このエッセイを読めば確実に時間を浪費できるので、そういうのを求めている人だけ読んでもらえれば幸いです。
謝罪が必要なのであれば、先に謝っておきます。ごめんなさい。
さて、二日前にコソコソと始めたこのエッセイにも、謎の存在である読者の方々、つまりこのエッセイ的には妖精さん方が訪れてくださったのだ!
すごい。
こんなにこっそりと始めたエッセイにも訪れるなんて、妖精さん方は、どうやってこんな僻地の存在を知ったのだろうか。
やはり妖精さん方の生態は謎が多い。
しかし、始めたばかりで1話しかないエッセイや小説は、アクセス解析を見れば、妖精さんの個体観測が出来るという利点があり、謎の存在である妖精さん方の生態を、よりリアルに知ることが出来るのだ。
どういうことかと言うと、話数が多くなった小説などでは、アクセス解析を見ても、妖精さん方を個々で捉えるのが難しくなる。
例えば、妖精さんが1話を読めばPVが1になり、同じ妖精さんが1話から20話まで一気に読めば、妖精さん1人で20PVが出来るのだ。
1時間に100PVがあったとしても、その棒グラフの中に、何人の妖精さんがいるのかは、謎となる。100人以下という事だけが確かなのだ。
今、思ったけれど、妖精さんの数え方は1人2人で合っているのだろうか。
匹?
柱じゃないし。
まあ、西洋由来のものだから、きっと人も匹もいらないのだろう。
じゃあ、人でいいか。人ということで。
話を戻すと、そのように話数が多くなると、アクセス解析のグラフからは、曖昧な集合体の妖精さんしか見られないのだけれど、まだ1話だけの小説やエッセイなら、個体を捉えやすい。
1話しかないのだから、1人で2PVとる事は無理なのだ。
アクセス解析に現れるグラフの数字に、1のところには、確実に妖精さん1人がいたという事だし、2なら確実に2人の妖精さんがその時間に、そこに存在しているという事なのだ。
優美に伸びた羽根の先までくっきりと見えている1人の妖精さん。
私は、小説という甘言でガラスのケースに誘い込んだ妖精さんを、こっそり眺めて楽しめるのだ。
ここまで書いてて、何言ってんだろう、私、と、我に返りかけた。
あぶない、あぶない。
完全に正気に戻る前に、急いでこれを書き上げなければ。
ええと、何、言ってたんだっけ、私。
ああ、そうそう。
そんな、姿を露わにした個体の妖精さんが、なんと、このエッセイに、評価やブックマークや、いいねまでつけていってくださったのだ。
いいねが、3つもついているのを見て、本当にびっくりした。こんなものに、いいんですか?
もはや、妖精さんではなく、妖精様と呼ぶべきなのか。
私の小説なんか、第1話は1いいね、くらいしかつかないのに、こんなエッセイの第1話に3いいね。
評価も3人で30ポイントついてるから、3人が満点の5ポイントつけてくれたのですか?
え?妖精様方は、こういうのがお好きなのですか?
でも、今後も適当なことしか書きませんよ、私。
もう一回、先に謝っておきましょうか。ごめんなさい。
さて、こんな風に、アクセス数とは謎の生物妖精様の嗜好を知れる、貴重な機会というわけなんですね。
では、そろそろお風呂を入れる時間なので、この辺で終わりにします。
次回はブックマークについてか、いいねについて書く予定です。
まあ、予定など当てにならないものなのですが。