4話 RE.ゼロから始まるダンマス生活
久しぶりに投稿
さて、ダンジョンマスターになってスラ吉兄さんとダンを創造できた訳だけど…
「ぶっちゃけこいつら何できんの?」
『スライムは溶解、ゴブリンは繁殖のスキルを固定で持っています。溶解と繁殖のスキルの効果はこちらです』
[コモン]
溶解 レベル1
スライムの固有スキル
効果 対象を少し溶かす酸を出す。現在の力では黒タイツをいい感じに溶かすことができるレベル
繁殖 レベル1
ゴブリンの固有スキル
効果 種付けを対象に行った場合1日で妊娠し3日目にゴブリンを産めるようにする。くっコロエルフなどに特に有効。
「え?戦闘にほとんど使えないやん…」
「ゴブゥ…」「ネチャァ…」
おもわず声に出てしまった言葉にダンとスラ吉兄さんは落ち込んでいるように見える
つーかスライムの鳴き声気持ち悪っ!
「もう創造してしまったものはしょうがないからなぁ…お前らもやれることを頑張ってやってくれ!」
「ゴブッ!!」「ニチャァ!」
やっぱりなんか気持ち悪いが気にしないようにしよう。
「ナビーこいつら以外の種類のモンスターはどうやって創造することができるんだ?」
『あとはガチャです。ちょうどもうすぐこのダンジョンのダンジョンマスターの部屋に辿り着くのでそこで説明しましょう。』
かれこれ500mほど歩いて行った俺たち一行は遂にダンジョンの一番奥にたどり着いた。そこにはかなり高級感のある装飾のなされた椅子が真ん中に置いてあり、横にはガチャガチャが白と黒の2台設置してあるなんとも奇妙な空間になっていた。
「これが…ガチャ…って待てここが俺の部屋になるんか?」
『大丈夫ですいずれ足していけば立派な部屋になるでしょう。』
「まぁそうだな。気になっていたんだがガチャが二台あるがなんか違いでもあるのか?」
『この白のガチャは先程も説明した通りモンスターを引けるガチャです。真ん中のボタンによって2種類のカタログモンスターモードとレアモンスターモードで使い分けることができます。カタログモンスターモードではモンスター創造のカタログに当たったモンスターを登録して増やすことができ、レアモンスターモードではカタログモンスターよりレアなモンスターが当たりやすい代わりに出たモンスターはカタログに登録できないという仕組みです。』
「はーつまりレアが当たりにくいがいつでもモンスター創造でいつでも創造できるカタログモードにするかレアが出やすいがカタログに登録されずそのまま排出されるレアモードどちらをとるかってことかぁ…ガチャは1回何ポイントで引けるんだ?」
『このガチャはどのモードでも一律1回100ポイントで11回連続だと1000ポイントとお得にできます。あなたは今10100ポイントを持っているので最高111回ガチャを引くことができますね。』
「ヒャッカイムリョウガチャ?」
『何ですかその頭の悪そうなどっかの広告みたいな発言は?』
「いえ、なんでも無いっす…じゃあ黒のガチャはなんなんだ?」
『黒のガチャは生活必需品とダンジョンの施設がゲットできるガチャですこちらにもモードが2つあり1つ目が食料と生活必需品しかでないモードでもう1つが施設しか出ないモードとなっています。前者では一回50ポイントですが後者は一回1000ポイントですので気をつけてください。また伝え忘れていましたが食料のモードとレアモンスターモード除いた2つのモードではもう一度同じものが当たった場合その元々のモンスターまたは施設のレベルを少し上げることができます。』
「なるほどなーじゃあとりあえずレアモードを11連で引いてみるか!」
次回予告
龍馬軍団に新たなるモンスター11匹がやってくる…しかしまだ龍馬は知らないそのガチャは廃人へと誘う道だと言うことを…やがて龍馬はガチャのために食料すらポイントをケチるようになりついに暴走したスラ吉兄さんを泣きながら調理する…!その驚きの味とは!?
次回
「11連で出てきたのは全員ゴブリン」
デュエルスタンバイ!
次回予告は次回の題名も含めてほぼ全部嘘です。
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