3話 パクリはいかんでしょ。
夏休み中にこんな黒歴史書いてるのはどこのどいつだーい?俺だよ!
「なぁダンジョンクリエイトで忘れてたんだけどさ…」
『なんでしょう?龍馬様?』
「ここは結局どこなん?」
『説明し忘れてましたね。まずはこの世界から説明しましょう。この世界はアストラセスという星で科学の代わりに魔法などが発達した世界です。地球の約3倍の大きさです。』
「ほうほう、それで賢者とかいうスキルで魔法がうんちゃら書いてあったのか」
『地球人はかなり知識がある人が多いので賢さが40以上で入手出来る称号賢者はこの世界では珍しくても転移した人には珍しくありません。
話が逸れましたがこの場所はそんな世界で一番大きい大陸であるアバン大陸の最も危険な森として恐れられているメドロー大森林ですね。人々のあいだでは「帰らずの森」、「死の森」と呼ばれる場所です。まぁ、モンスターが沢山いるぐらいで大した危険では無いので気にしなくていいですよ。』
「気にならないわけあるかぁ!?大した危険では無いってなんで言えるんだよ!」
『あぁ…またまた言い忘れましたが龍馬様は種族が魔族に変わったことによりモンスターに襲われることはほとんどありません。モンスターたちが襲うのは人類なんで大丈夫ですよ。』
「あ、そうなの…じゃあ俺は大丈夫っt…『ですが、ここの森のモンスターは気性が荒くたとえ魔族だろうが気まぐれで攻撃されるということが稀じゃ無いのが少し…いやほんの少し問題といった所です。』
「意味ないってことやん!返して!俺の一瞬の安心感を返してくれよ!」
『大丈夫です。龍馬様はステータスで運が30もあったじゃないですか。きっとなんとかなります。』
「ついには運頼りとか…実体があれば今すぐブン殴りたいこの清々しいほどの無責任さ…はははナビーは凄いなぁ(棒)」
『お褒めの言葉をありがとうございます。それでは気を取り直してダンジョンクリエイトの次の段階へと進みましょう。タイムイズマネーってやつですよ。』
「褒めてないけどねぇ…もういいや先に進もう…」
『さて龍馬様、ダンジョンに必要なのはダンジョン本体とダンジョンに来る侵入者を排除するモンスターが必要です。龍馬様のダンジョンクリエイトはレベル2となり新たにモンスター創造が解放されましたね?』
「ああ、あるな」
『その能力は前に話したダンジョンポイントを使い自分に従うモンスターを生み出す能力です。最初のうちは弱いモンスターしか創造できませんがいずれドラゴンなども創造できるようになるかもしれません。』
「おぉ…やっとチートっぽいのが出てきたじゃん。へーそんなことできるんだぁ…ダンジョンクリエイトすげぇな」
『それでは龍馬様モンスター創造と唱えて最初のモンスターを創造してみましょう。』
「モンスター創造!」
ボンと音がして目の前から本が出てきた
「これは…カタログ?」
『そうです。そのモンスターカタログで気に入ったモンスターを念じるとモンスターが創造される仕組みになっています。最初に創造出来るのはゴブリンとスライムの2体ですね、両方ともダンジョンポイントの消費は2pずつです。それではレッツ創造』
「ゴブリンとスライムか…よし!」
最初のページに書かれているゴブリンとスライムを心の中で念じた」
(ゴブリン、スライム 創造!)
地面に魔法陣の様な物が2つ現れそこから2体のモンスターが姿を現した。
『創造成功です。創造した2体に名前をつけてあげましょう。名前をつけることでモンスターのステータスが少し上昇するといったメリットがありますからね。』
「へーそうなのか、こいつらに名前かぁ…なぁ?1つ言いたいんだが…」
『なんでしょう龍馬様?』
「こいつらの姿変えられないの?」
そう俺が創造したスライムとゴブリンは
水色のはぐれてるスライムと成金なゴブリンだった。
『一度呼び出したモンスターは変えられません。』
「あぁ…そう…これもうスライムなんかは目と口がまんま某スライムなんだけど?」
『すみません、よくわかりません。』
「こうゆう時だけAIみたいになるのうぜぇ…もうしょうがないから名前さっさと付けよう…」
「うーむゴブリンの方は…どうだ明るくなったろうを略してD A N…ダンと名付けよう!スライムの方は…うーんはぐれスライムとかダメかなぁ…」
『ネーム はぐれスライムは既に使用されています』
「誰がそんな名前つけたんだよ!先を越されていたのか…じゃあスラ吉兄さんで!」
『ゴブリン ネーム<ダン> スライム ネーム<スラ吉兄さん>が登録されました』
俺のダンジョンマスター人生はこれからだ!
次回予告!
とうとう始まったダンジョンマスター生活!しかしそれはプリンター様の罠だった…ナビーによって破滅へと向かっていく龍馬!明かされるスラ吉兄さん殺害事件の真実!犯人はヤス!
次回 人物紹介!
次回もサービスサービスゥ♡
次回予告は嘘です。人物紹介するのは本当ですが。