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少し昔に

前に1度だけ、ママンが私の姿を魔法で鏡を作って、写見せてくれたことがあった。鏡の魔法は水属性に入るらしく、火属性のママンにとって苦手な分類だそう。

そこに写るのは紛うことなきひよこの姿。黄色い羽、黄色いくちばし、そしてなぜか緑色の目。


「ふふ、ユリセリエル、これがお前の姿だよ。」


ママンはちょっぴりドヤ顔だ。苦手な水属性なのに歪みのない綺麗な鏡を作っているからだと思う。

 

「ぴよ…。」(なんで緑なの…。)


そこは黄色で良くないか??色合い的に某南米国を思い出す。


「ユリセリエル、お前の瞳は特別だ。」


特別…なんで?

鏡の後ろにいるママンが、私の目をじっと見つめる。


「私たち含め、魔物と称されるものたちは皆、赤い瞳だからね。お前を一目見た時から特別な存在だと思ったのよ。」


「ぴ…。」(え…。)


てっきりママン達は火を操るから、全身赤いのかと思っていた。


「得意な属性が現れるのは、毛や皮膚に色として現れるわ。お前は黄色いから、光か雷だろうね。」


見透かされた!?ママンに笑われてしまった気がする。鳥モードのママンだから、イマイチ表情がわからないけど。


「それに…。お前の瞳を見ていると落ち着くの。なんでか分からないけど、お前といる時なら、人間と出会っても理性を失わないような気がするわ。」


「ぴ、ぴよ??」(え、どういうこと??)


なにそれ!そんなの聞いてないけど!!!

混乱しすぎて、頭から湯気が出てしまいそう!

人間と出会っても理性を失わないようなってことは、人間と出会うと理性を失っちゃうってことだよね!いや同じ意味だけど、そうだけど!


ぴよぴよ混乱してる私を見て、ママンがハッとしたように言う。


「あら、これは皆に教えてなかったのね。いい機会だわ。ウィンカナ、ガラナード、こちらへおいで。」


これから説明してくれるみたい。てぇてぇ。

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