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200文字小説集 vol.2

良い天気だなぁ…(200文字小説)

作者: 日下部良介

良い天気だなぁ…。


でも、ちょっと暑いかなぁ…。


喫茶店に入ると冷房が効いていた。

外回りで歩き続けて滲んだ汗がスッと引いていく。

レモンスカッシュの爽やかな酸味が身体中に浸み渡る。

タバコに火をつけようとしたところに声を掛けられた。

「お客さん、店内は禁煙でございます」


店を出てまた歩く。


通り掛かった公園のベンチでまた一休み。

タバコに火をつける。

今度は思いっきり煙を吸い込んだ。


それにしても、良い天気だなぁ…。

この作品はスマホで執筆しました。

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