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生きる理由

夜、一人部屋で考えてみた。世界を救うことは受験より大切かもしれない。しかしオレなんかが本当に救えるのだろうか?そもそも敵は?何が起こっているんだ?考えてみても何も分からない。

ガチャ、と玄関の開く音が聞こえた。親が帰って来たのだろう。だが、オレはあまり仲がよくない。受験に失敗してからはもっとだ。元々勉強させることをずっと言われれば嫌になってくる。大切なのは分かっているけど、できたら苦労しないだろう。そんな言い争いをするから話には行きづらい。

しかしオレの部屋のドアが開いた。おかしい。特に足音なんかも聞こえなかったはず。ふとそちらを見るとー『いた。』ナニカが。得体のしれない。形のない影のようなー『ナニカ』が現れた。

「ワレラノ王ヨ…ソノ時ヲ…。」

気がつくと、開いているドアの所にはいつもの廊下が見えた。

あまりのことに声すらも出なかった。一体さっきのは…。少したったら今度は本当の親が帰ってきた。だがさっきのことは何も言う気が起きない。疲れているとでも言われるだろう。そしてオレ自身もさっきのことはきっと疲れて何かを見間違えたんだと思うようにした。

しかし、魔法使いとさっきのことは関係あるのだろうか…。

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