47 新たな武器
「ちなみに買い取ってもらうと、どんな感じなんでしょうか」
「装備がそろっていないうちは売らずに使用されることをおススメしますが、最低でも150万はいくと思います」
これ1個が魔石171個の倍以上か。
ただ売った場合でその金額だ。
買おうと思ったらその倍はするんだろうから自分で使う以外にはない。
返却してもらった死者の指輪をはめてみる。
流石はマジックアイテム。
俺の指にぴったりだ。
自動調整機能でも搭載しているんだろう。
着けた感じ変な感じはない。
指輪をはめる事自体が初めてなので、そのことによる違和感は大きいけど。
そのまま、武器屋へと向かう。
予算はマックス100万だ。
それだけ出すと、また貯金が無くなってしまうけど、今使っているロングソードが約50万だったので、それよりはいい武器を選びたい。
武器屋で、予算を伝え武器をみせてもらう。
「この前ロングソードを買ってくれた人ですよね。お気に召しませんでしたか?」
「いえ、すごく役に立ってくれたんですけど、昨日でボロボロになってしまって」
「ロングソードがボロボロですか?」
「はい、スケルトン斬り過ぎたみたいです」
「あれは少し価格は抑え気味でしたが通常のスケルトンであれば100や200斬っても大丈夫なだけの強度はあったはずなんですが」
「あ~~そのくらいは全然大丈夫だったんですけど。ちょっといっぱい斬り過ぎたみたいです」
「そうなんですか……。それでは強度重視で出させてもらいます」
種類はロングソードとグレートソード。
一番人気はショートソードらしいけど、今の剣よりも短いしちょっと物足りないので除外してもらった。
予算が前回より多いからか選べる数は増えた。
ロングソードが5本とグレートソードが2本。
サイズが大きいのでより映えるのはグレートソードかもしれない。
価格はどれもほぼ同じ。
「軽く振ってみていいですか」
「いいけど、ショーケースに当てないでくださいね」
順番に手に取ってその場で軽く振ってみる。
ステータスのおかげでグレートソードも振れないことはない。
正直かなり惹かれる部分はある。
ある意味浪漫武器。
ただ、今まで使ってきた分ロングソードの方が手に馴染む。
5本のロングソードは見た目はそれほど違いはないけど、手に取ると少しずつ違っている。
特にしっくり来たのは2本。
買うならこのどちらかだろう。
「その2本はどちらも大居製造のだ。前に買ってもらったのもそうだったはずです。小さな工場だが造りはしっかりしてる。どちらを選んでも外れはないと思いますよ」
今のと同じ工場のものなのか。
それでか。
なら、間違いないな。
「これにします」
「肉厚の方を選んだんですね。お客さんガタイもいいし重さが気にならないようならいい選択だと思います」
確かに今までの剣に比べると長さ自体はほぼ同じだが厚みがある感じだ。
おそらく重さも少し重い。
その分威力も耐久性も上がっているはず。
今日のダンジョンが楽しみだ。
俺は代金の98万円を支払い、早速ダンジョンへと向かった。
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