18 レベル2
「おおおおおおおおお~っ」
きた~。
Fランクダンジョンで本日ゴブリンを狩る事およそ30匹。
それはやってきた。
全身が熱い。
暑いけど一昨日のような焼けるような痛みではない。
全身が熱を持ったような感じ。
この感じレベルアップに違いない。
「ステータスオープン」
桐谷省吾(20)
LV1→2
BP 10→14
HP 12/15 → 16/18
MP 10/10 → 15/15
STR 10 → 13
ATK 10 → 13
AGI 6 → 8
MAG 11 → 15
LUK 5 → 5
スキル 火魔法
やはりレベルが2へと上がっている。
各ステータス値が上昇している。
厳密に言うとLUCKに変化はないけどそれ以外は上がっている。
少し気になるのはやはり魔法系のステータスの方が伸びている気がする。
まあ、誤差の範囲と言われればそうかもしれないレベルだけど。
いずれにしてもレベルアップすることが出来た。
レベル1になるのにゴブリン11匹そしてレベル2になるのにゴブリンおよそ50匹。
3日目でこなせたことを考えると大したことはないんだろうけど、一気に必要な数が増えた印象だ。
レベルが上がるほど必要なゴブリンの数も増えるという事なんだろう。
レベルアップ後もゴブリンを狩っていくが、レベルアップの恩恵は顕著に表れていた。
ゴブリンが複数で現れても特に問題がないほどにあっさりと倒すことが出来るようになった。
レベル2へと至ったことによりゴブリンとの戦いの難易度はさらに下がった。
しっかり夕方まで潜り、昨日と同じように地上へと戻る。
「あれ?」
なんとなく昨日地上に戻った時と違う。
昨日はあれほど痛んだ脇腹の痛みが軽い気がする。
たぶん気のせいじゃない。
もしかしてレベルアップが影響している?
レベルアップすると骨が治ったりするのか?
レベル2でこれならレベル3になれば完全に骨がくっついたり?
もしそうなら病院いらずなんじゃ。
ダンジョンで怪我してもダンジョンでレベルアップすれば治るとすればなんて都合のいい。
うまくできてるんだなあ。
「おねがいします」
「はい、こちらにどうぞ」
いつもの女の人。
どうやら毎日同じ人らしい。
まあ職員だったら毎日来てても普通か。
「……桐谷様、これはお一人で?」
「はい、もちろんです」
「もしかしてレベルが上がったりは」
「ああ、上がりました。よくわかりましたね」
「……桐谷様。今後レベルアップするたびにステータスを申告いただいてもよろしいでしょうか」
「はい?」
「ダンジョンシーカーにランク制があるのはご存じですよね」
「はい、俺はFランクですよね」
「はい、ランクはBP値によります」
「今のBP値は14ですね」
「BP30でEランクとなります」
「まだまだですね」
「普通はそうですが、桐谷様シーカーに登録して何日目でしょうか」
「3日目です」
「……しかもソロですよね」
えっ? その間はなに? 俺何か悪い事しているのか?
「そうです」
「BP30に達した段階で測定機による検査がありますので必ず申し出てくださいね」
「はい」
「それではこれが本日分となります」
受け取った金額。
52000円。
ヤバイ。
マジでヤバイ。
僅か3日でほぼ10万円を稼いでしまった。
それに財布にはそのほぼ全額が入っている。
ヤバイ。
語彙力たりないけどヤバイ。
明日からの受け取りを振り込みか何かにしてもらった方がいいかもしれない。
不用心すぎる。
それにしてもダンジョンシーカーってこんなに稼げるのか?
流石に毎日は無理としても月に20日以上潜るとして単純計算で100万円を超えてしまう。
しかもFランクのダンジョンで。
あまりの事に頭が少し混乱気味になってしまうが、これは現実だ。
何事も継続が大事だ。
今日だけってこともある。
調子に乗ったりはもってのほかだ。
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