24.髪飾り!
「ピアスは……カランコエには早いわね。指輪はしているし、ネックレスはどうかしら?」
ベルスが少し迷った様にアクセサリーを眺めた後、金色の細いネックレスを選んで私に付けてくれ、くるっと私の全体を見る。
「全然悪くはないけど、もう少し似合いそうなのがある気がするわね」
ベルスが顎に手を当てて悩む中、私も自分の姿が見たくって鏡を見てみる。
確かに凄い似合っているという訳じゃないし、きっと私にはこういうアクセサリーはまだ早いんじゃないかなと思っていると、
「これはどうかしら?カランコエの綺麗な黒髪に似合うと思うの」
今度は綺麗な白い百合をモチーフにした髪飾りを手に取って、私のこめかみの髪を丁寧に触りながら付けてくれる。
「とっても良いわね。凄く可愛いわよ、カランコエ」
「ほ、本当に?」
髪飾りを付けてくれたベルスが満面の笑みで私を褒めてくれ、私も気になってまた鏡を見てみると、自分でも驚くほどに髪飾りが似合っていて、不意に笑みが溢れる。
それを見てベルスは、
「カランコエ、それも買ってあげるわ」
優しくそんな事を言って髪飾りを追加でもう三個選ぶと会計へ。
それに私は、
「ありがとう、ベルス」
感謝をしながら手をぎゅっと握って笑い、会計が終わるのを待って一緒にお店を出る。
「これでやりたい事は終わったわ。ちょっと遅くなったけど、お昼ご飯とおやつでも食べに行きましょうか」
「えっーと、ベルス。お金は……」
「気にしないで。カランコエの師匠から結構渡されているから、好きな物を好きなだけ食べらるわよ」
私の心配した声にベルスは優しく頭を撫でてくれ、私はそれに安心して断然花の国に詳しいベルスに頼み、おすすめのお店へと二人で向かった。
◆
「ここよ」
師匠と行ったお店とはまた違う、ちょっと年季の入ったお店に着き、ベルスに続いてすんなりと中へ入る。
そして空いている席に腰を下ろして、
「さぁ、カランコエ。好きな物を好きなだけ食べて良いわよ」
ベルスは私にメニューを差し出してくれて楽しそうにそんな事を言ってくれ、私もわくわくしながら料理を選ぶ。
そしてビーフシチューと苺のショートケーキにチョコケーキを選び、ベルスもミートパイとチーズケーキにすると言い、すぐに注文をしてくれた後、料理が来るまでの間もう緊張なんかせず、まるで師匠と話す時と同じ様に、ベルスと会話をする。
「カランコエは甘い物が好きなのね」
「うん。だから時々、師匠にちょっと注意されるの」
「ふふっ、そう。私も甘い物大好きよ。食べてると幸せな気分になれるから」
「本当に?私と一緒だね!」
そうして、初めて私と同じ感想を言ったベルスに私は満面の笑みを返した。
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