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灯火  作者: 東雲さんち
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第一話

MrsGREENAPPLEさん。勝手に駄作を生み出してしまい申し訳ございませんでした。

趣味の範疇で拙いながらも執筆させていただきます。あゝ著作権

エピローグ


始まりは突然のように訪れた。なんでもなかった4月の夜、鉄穴森藍は突如鳴った玄関のチャイムの音で目が冷めた。彼にとって熟睡できるのは久々の出来事なので単純に気分が悪かった。眼鏡をかけ覚束ない足取りで玄関へ向かう。ドアスコープから覗いても人影は見えない。間違いっだったのかと踵を返そうとしたがもう一回チャイムが鳴った。「は〜い...」とドアを開けるとドアスコープに写っていないはずの燕尾服を着た生真面目そうな男が突っ立っていた。



序章〜オルタナティブ〜

鉄穴森は単純にビビった。「誰ですか」と訊くと男は、「はじめまして、僕はあなたをお守りするよう雇われた精です」と言った。

「雇ってないし、頼んでないんだけど。てか、今何時だと思ってんの?警察に通報していい?」

「まぁまぁ、話を聞いてくださいよ。私は鉄穴森さんを心のそこから笑顔にする使命を神様から受けてきたんです。勿論ボディーガードも兼ねてですが。」

「はぁ...。まぁ寒いだろうから一旦中入ろう?話はそれからでいい?」

「ありがとうございます。ではお邪魔いたします。」そう言って男を中に入れた。

どうやら精霊は私がPTSDを患っているのを知っていて神様から心を癒やし、笑顔にさせるよう勅命を受けたとのことだった。そしてこれから半年という期限をもって病気の回復に努めるということだった。

「でも、もし変わらなかったらどうするの?」

少し間をおいて「半年経てば僕は消えます。なので私の贖罪を済ますためには何としてでも貴女を笑顔にしなくてはならないのです。」

「贖罪って?」

「返答しかねます」

「ふ〜ん、ま、いっか。じゃあこれからよろしくね。なんて呼べばいい?」

「エヴゲーニー・アスカロフが本名なのでエヴゲーシュカと呼んでください。」

「なげぇよ。」お思わず真顔でツッコんでしまった。

「でしたら、エヴとお呼びください。」

「分かった。私は鉄穴森藍。よろしくね。」

「はい、よろしくお願いします。夜分遅くに申し訳ございませんでした。ゆっくりとお休みください。」

「う〜ん、じゃ、おやすみ〜」

布団に入った鉄穴森は思いの外早く眠りに落ちた。人生で一番深い眠りであった。

続く

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