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プロローグ
エロくしたいけど初めて小説を書くので、上手くいかないかもしれません
なんでもいいから、この憂鬱な気分が早く消え去って欲しい。今が1番苦しいのに、今を乗り越えることなんてとてもじゃないけど考えられない。
一歩進んだかと思えば周りはもう100歩くらい進んでるのに、1歩前進だ なんてとてもじゃないけど言えないだろう。
それが俺で、このまんまずっと生きてきた。
どう考えを改めようともどう足掻いても変わらないんだから、早く死ねばいいんじゃないかと思う。
――
駅前のビルに入っているこのクリニックは、
他の患者とすれ違わないような工夫がされているらしく、
完全予約制で待合室ですら誰もいなかった。
しかし、前の診察が中々長引いているようで、初診で落ち着かずソワソワしているのに1時間待ってようやく前の患者が出てきた。
診察室に入ると、この場にそぐわないような茶髪で横流しの髪をした中年くらいの医師が居た。
「今日はどうされましたか?」