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スライムブリーダー?実は最強の職業でした  作者: 谷里 零


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お待たせいたしました!

 ざっくりとだけど刀を使うにあたっての注意点を聞いて、早速塀の外へと向かった。


 因みにこの刀を打ってくれた弟子の名前はトーヤ。本人によると東の果ての更に海を渡った所にある島の出身らしい。


 先程聞いた注意点を元に戦闘方法をシュミレーションする。


 色々考えているうちに塀の外へとやって来た。


 早速【マップ】を展開する。午前中、狩ったばかりだから魔物の反応はあまりない。

 ただあまり反応が無いだけで()()


 この【マップ】も【地図】に色々コネクトしていたらいつの間にかそれらの効果が一つになって【マップ】と言うスキルになった。

 クルシュに聞いてみたんだけど答えは「分からない」だった。ただ、クリスさんは似た様な事が出来るらしく、クリスさん曰くそれぞれのスキルが昇華された結果だと言っていた。


 っと、魔物が僕に気付いたみたいだ。


 ガサガサと周りの草木が動き始める。視界の先には一見普通に見える木。その木を中心に辺りの草木が騒めき始める。


 こいつはエビルプラント。草木に擬態する植物系の魔物だ。


 魔物の間合いに入ると根っこが一斉に地面から飛び出し、視界いっぱいに襲いかかって来た。


 まずは手始めに、


「【スラッシュ・乱】!」


 パパパパパと音を立て根っこが細切れになる。

 その切れ味に驚く!今まで使っていた剣とは比較にならない!


 因みにだけど【スラッシュ・乱】は一振りで前方全てに縦横斜め色んな細かい斬撃を走らせるスキルで、ジルさん曰く、まるで斬撃の盾との事。


 斬撃により開けた空間に踏み込むと間髪入れずまた根が地面から伸びる。全方位攻撃だ。


 次は、


「【スラッシュ・界】!」


 前後左右から伸びる根、更に上からの枝をしならせた打ち下ろしを、これまたパパパパパと全て細切れにする。


【スラッシュ・界】は全方位に斬撃を走らせるスキルで【スラッシュ・乱】よりかは斬撃の密度は落ちるけど、それでも針の先程の隙間しか出来ない。でもその針の先程の隙間を縫って攻撃を当てて来るジルさんって……


 エビルプラントは近くの植物に寄生してその根や枝なんかを操るんだけど、さっきの攻撃で全て切り落としちゃったからね。唯一僕に届いたであろう枝も一緒に切っちゃったし僕がここから動かなければエビルプラントからしたら打つ手なし。


 僕は手に持っている刀を見る。立て続けにスキルを使うと、いつもなら刃がぼろぼろになってるんだけどその刃に刃こぼれ一つ無い。

 実際使ってみて思ったけど粘り?と言うかしなりがある様に思えた。パッと見て鉄の板を片方だけ研いだ様にしか見えないんだけどね。切れ味は今まで使っていた剣なんかよりよっぽど鋭いけど、横からの衝撃にはとても弱いらしく、くれぐれも腹で攻撃を受けないでくれと言われた。


 さて、目の前には一心不乱に枝を振り回しているだけで身動きの取れないエビルプラント。試し切りには丁度いい。


「いくよっ!……」



 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「トーヤ君!!これもっと打って!!」


 エビルプラント戦を終えてすぐガルドさんの鍛冶場えと戻ってきた。トーヤ君は()()()()に折れた刀を持ちながら呆然とこちらを見ている。


「こりゃ見事に真っ二つだな。だがそれだけだ。刃こぼれも無いしヒビもない。お前さんが興奮してる所を見ると余程気に入ったらしいな」


 エビルプラントは動物型の魔物と違って核となる魔石を破壊しない限り死なない。魔物だけあって普通の木より硬く試し切りにはもってこいだったんだけど、


「この刀凄いよ!エビルプラントの事を豆腐を切っているみたいにスパッと切れるし、スキルだっていっぱい使ったけど壊れる気配がまるで無かったんだ!」


 あまりに持つものだから魔石を避けて色々な【スラッシュ】を手当たり次第に試すことが出来た。最後に魔石を壊そうとして結局刀は折れちゃったけど。


「よしっ!トーヤ!ご主人様からの直接の依頼だ!気合い入れて打ってやれ!!」


「えっ、でも、俺が打つよりも師匠や兄弟子達が打った方が……」


「勿論、儂らも打つぞ。だが今はお前の方が上手く打てるだろう?儂らはお前が打つのを見て技術を盗ませてもらう」


「お、俺なんかの技術を、師匠達が?」


「まだまだ弟子になんか負けてらんねぇからな!うかうかしてっと秒で追い越すぞ!」


「が、頑張ります!!師匠!!」


 なんかよく分からないけど刀を打ってくれるみたいだ。よかった!


 トーヤ君は他にも刀を数振り打っていたみたいだったんだけど、調整等で時間が欲しいとの事で、明日また取りに来ると約束しその場を後にする。


 屋敷に戻ると既にリタはソファーで寛いでいた。


 午後の出来事をお互い話しながら夕食を取り夜も段々とふけていく。


 明日が待ち遠しい!

























前話でも書きましたがプライベートの方でのごたごたもありなかなか筆が進まず申し訳ありません。もう暫くすれば落ち着くと思いますのでどうぞお付き合いの程よろしくお願いしますm(_ _)m

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