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スライムブリーダー?実は最強の職業でした  作者: 谷里 零


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ジルさん

 あれ?執事って言ったよね?目の前のスライムは進化はしていない。なんでか自分で進化させたスライムはわかるからね。


 でも一応、気になって【スライム鑑定】をしてみる。



 種族:スライム



 うん。やっぱり普通のスライムだ。更にスキルを鑑定してみる。


 スキル:【情報共有】【礼儀作法】【先読み】

 【執事の嗜み】【暗殺術】


 怖いよ!何、【暗殺術】って!いや、そこじゃ無い!普通のスライムなのにスキルを持っている!?


「リタ、このスライム、普通のスライムなのにスキルを持ってるよ!?」


「なんて言うスキルを持ってるの?」


「【情報共有】【礼儀作法】【先読み】【執事の嗜み】【暗殺術】の五つだよ」


「五つも!?」


 カキカキカキカキ、すっ


『何を驚かれているのかは分かりかねますが確かにスキルを持っています。主人を守る為、必要だったのですよ』


「スライムさん、わたしの言葉わかる?」


『はい、分かります』


「あなたはスキルを持っているのに、どうして普通のスライムなの?」


『質問の意図がわからないのですが他の進化する前のスライム達も私同様スキル持ちがいるはずです』


 僕は他の進化前のスライムを鑑定してみる。

 言っていた通り、種族固有のスキル以外にもスライム達はスキルを持っていた。


「【植物成長促進】【金属加工】【受身】【算術】【使役】【芸術】【料理】【家事】その他にも色々持ってるみたいだ」


「それ、全部進化前のスライムが?」


「うん、そうだよ」


「魔物と人間じゃスキルの取得方法とか違うのかな?いやでも……」


 そう言ってリタは黙ってしまった。


『ご主人様、大変申し訳ございませんがお二人のお名前を教えていただいても宜しいでしょうか?お二人のファーストネームは会話の中で把握出来たのですが』


 そう言えば自己紹介みたいなのをしてなかったっけ?


「僕はエルム・グローディア。こっちはリタ……ごめんリタ、リタのファミリーネームってなんて言うの?」


「あっ、そういえば私、エルム君にも自己紹介まだだったよね。わたしはリタ・フォルゼン。よろしくね!エルム君!スライムさん!」



 すっ



『有難う御座います。エルム・グローディア様とリタ・フォルゼン様で御座いますね。エルム様、リタ様とお呼びさせて頂きます。こちらも挨拶が遅れて申し訳ありません。私、エルム様が契約したスライム達をまとめさ役をしております、ジルベルトと申します。気軽にジルとお呼び下さい。エルム様、リタ様、何か希望、要望等、御座いましたらなんなりとお申し付け下さい』


 すかさずリタが手を挙げた。


「えっと、ジルさん、でいいかな?ジルさんに質問。どうしてスキルを持っているのに進化出来ないの?あなた達は進化して天職を得るんだと思ったんだけど」


 言われてみればそうだ。進化先の種族名が天職と同じだった。



 すっ



『私は私の意思で現在進化をしようと思っていません。私にはなりたい進化先があるのです。恐らく今現在進化候補として出るのはーーアサシンスライムーー辺りでは無いでしょうか?』


「えっと、自分の意思で進化しないって事はエルム君のスキルが効かなかったって事?」


『いいえ、エルム様の進化術は正常に機能していますよ。強制力が無いだけです。私が望まなければそもそも術の発動すらしないのですよ。昔従魔師について知る機会がありまして、進化の術についても調べましたがどうやらエルム様の進化術は他の者が使用していた物とはだいぶ毛色が違うご様子。とても思いやりのあるスキルだと思いますよ。今になって分かります。望まぬ姿にさせられる魔物の気持ちが』


「僕の【スライム進化】じゃ、お互いの了承がないと進化できないって事だよね?もしいつかジルが進化したくなった時が来たらいつでも言ってね!」


 もし僕が魔物だったとして勝手に進化させられたら嫌だもんね。魔物によってはまるっきり姿が変わるものもいるし、僕も突然腕が四本とかになったら無理だ。


 そんな事を考えていたらリタが言った。


「でも進化していないのにスキルを持ってるなんて聞いたことない。魔物と人間じゃ違うのかな?」



 すっ



『大変申し訳ありませんがリタ様が先程から仰っている意味がよくわかりません。天職を得て初めてスキルが得られるような言い方に聞こえますが間違いありませんか?』


「??そうだけど。普通は天職の儀で天職を授かって、それからその天職に関わるスキルが得られるし、そもそもジルさん、進化先選べるみたいな事言ってたけどジルさん達みたいに天職を選べないから。天から職業を授かる。それが天職の儀だしね」


 ジルが驚いている様に見える。



 すっ



『それは本当ですか!?では仮にですが、もし【殺し屋】や【暗殺者】などの天職になってしまった場合どうするのですか?殺生を好まないものが【狩人】になってしまったり等もありえると言う事ですか?』



 ん?そう言うものじゃないのか?





























今年最後の投稿になります。


新年は皆さんにとって明るい年で有りますように。


それでは良いお年を( ´∀`)


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