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スライムブリーダー?実は最強の職業でした  作者: 谷里 零


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そうだ!進化をしよう!

 クルシュに見守ってもらえるってわかっただけでなんだか心強いや。


 とりあえず連絡手段が出来たのがわかったのでリタとこれからどうするか話し合う。


「リタは野宿とか平気?」


「んー、正直あまり得意じゃないかも」


 初めて会った時は森の中で熟睡してたけど、……なんて余計なことを言うのはやめよう。


「それじゃ、拠点作りから始めようか」


「うん。て言うかエルム君、結構落ち着いてるよね?」


「僕?全然だよ。まだ現状をちゃんと理解できていないってのもあるけど、こう言う時は、慌ててもしょうがないって教わったからかも知れないね」


「先生に?」


「そうだね。今わかってる事といえば、クルシュは迎えに来れない。僕達も移動出来ない。でもやらなきゃいけない事は与えられた。それだけ分かれば後は出来ることをやるだけ。その為にもまずは衣食住をどうにかしないとだね」


 とりあえず服は後回し。食べ物は、王都の森と違ってここは随分と暖かく感じる。多分果物とか探せば見つかると思うから食べ物には困らない筈。一応罠とかも簡単な物なら作れるから後で仕掛けてみよう。


 そんな事を考えているとリタが声をかけて来た。


「エルム君って先生の事を相棒って言ってたけど知り合ってどれくらいなの?」


「うん?昨日だよ」


「へ?」


「僕、昨日初めて依頼受けたんだけど、そこでファングボアに襲われそうになった所をクルシュに助けてもらって。そこから色々あって従魔契約したんだ」


「えっ?えっ?ちょっとまって!何で先生をテイムって……先生って魔物だったの!!?」


 あっ!言っちゃいけなかったんだっけ?でもリタはクルシュの弟子だから大丈夫だよね?


「クルシュは最初会った時はスライムだったんだよ。今朝まではスライムだし。多分今もスライムなんじゃない?」


「意味わかんなぁーーーい!」


 考えることを諦めたのかパタンとそのまま仰向けに倒れたリタ。


 そこで周りにいるスライムに目が行った。今は伸びたり縮んだりしてなくて動く様子もない。クルシュよりも色の薄い至って普通のスライムだ。

 ただ、なんだかじぃーーーっと見られている様な……


 クルシュは傷があったから何となくこっち見てるのわかった。感情豊かだったしね。


 と、視界の端で1匹のスライムが動くのが見えた。



 ぴょこん



 あー、間違いなく僕を見てる。なんて思ってたら、



【スライムが仲間になりたそうにこちらを見ています】


【仲間にしますか?】


【Y/N】



 出た。


「ねえ、リタ。なんかこのスライム従魔契約出来るみたいなんだけど、どうしようか?」


「とりあえずしてみたら?」


 横になりながら答えるリタ。拠点作りはひとまずおいといて従魔契約をしてみる。


 それじゃ、ポチッと。


 クルシュの時の様に何かが繋がる感じがした。



 ぴょこん



 その様子を見ていた他のスライムが寄ってきた。



【スライムが仲間になりたそうにこちらを見ています】


【仲間にしますか?】


【Y/N】



「あれ?また従魔契約出来るって出たんだけど」


「この際だから出来るところまでしてみたら?何匹までテイム出来るのか知るいい機会じゃない?それに味方は多いに越した事ないし。スライムだけど」


 それもそうかと軽い気持ちでポチッとした。


 その後も1匹、また1匹と近寄って来て従魔契約をしていった。


「ちょ、ちょっと!今何匹目なのっ!?」


「うん、今99匹目だよ」


 そしてこれで100匹目だ。


 ポチッ


【同一種族の複数の契約を確認】


【スライム融合を解放しました】


【成長限界の個体を複数確認】


【スライム進化を解放しました】


【一定の友好値を確認】


【スライム進化の使用条件が整いました】


【スライム進化を使用しますか?】


【Y/N】


「あっ!リタ!【スライム進化】と【スライム融合】って言うのを覚えたみたい。どんなスキルかわかる?」


「ん〜、【従魔進化】と同じなら文字通り進化させる事が出来るスキルだと思うけど【スライム融合】は分からないな。多分エルム君の固有スキルだと思うよ?わたしあまり固有スキル知らないんだよね。とりあえず使ってみたら?」


「わかった。まだ【スライム融合】は使えないみたいだから【スライム進化】を使ってみるよ」


 YESをポチッ


【対象を指定して下さい】


【スライム進化を使用しますか?】


【Y/N】


 対象?対象ってなんだ?……あ!半分位スライムが光って見えるぞ!


 よし!このスライムにしよう!


 目の前のスライムを見ながらもう一度YESを押す。


【進化先を選択して下さい】


 ソードスライム


 ソードスライムをポチッ


【注意 一度進化させると進化前に戻す事は出来ません】


【スライム進化を使用しますか?】


【Y/N】


 再度YESを押す。



 カッ!!!



「きゃっ!なになに!!目がぁ〜」


 スライムが眩しく光った。なんとなくこうなるってわかってたから一応目を瞑ってたので僕は何ともない。開けてても大丈夫だと思うけど。


 光の中からスライムが現れた。

 ん〜、さっきと変わったところは見られないけど……そうだ【スライム鑑定】使ってみよう!!


 確か項目別に視るんだったよね。


 それじゃ種族名から。


 種族:ソードスライム


 うん。知ってる。


 それじゃ次はスキルだ。クルシュみたいにいっぱいはないと思うけど緊張する。
















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