いつもの部屋
遅くなってごめんなさい。
ちょっとだけアークナイツってゲームやってて……ね。
すると、俺の書いた契約書は黒い光になり光が消えると契約書も消えていた。
「すごいな」
「はい、この光は、契約書を魔界協会に送った時に出る光なのです」
「へぇーそうなんだぁ……は?」
いきなりで普通に反応したが、今少女が……まさか……
「喋った……?」
「はい、さっきの契約により発声が解禁されましたので喋れます」
そう言う少女は、ベットから降りペコリとお辞儀をして。
「改めて、私は雪神族の深雪と申します。これからあなたとの契約に従い身の回りのお世話をさせていただきます。」
「え?そんな事あの紙には書いて無かったぞ」
俺がそう言うと少女はキョトンとして
「冷蔵庫の説明書と一緒に書かれたと思うんですけど」
「え?」
そう言われて冷蔵庫の説明書を探し目次を見ると、契約内容と書かれたページを見つけた。
えーと、なになに
契約1、お互いに対等な立場でいること。
契約2、奉仕者は契約者の手伝いをすること。(理由があれば拒否は可能)
契約3、奉仕者は可能な限り契約者の側にいること。
この契約は冷蔵庫の購入手続き時に契約者が記入したものである。
そして、購入時に仮契約をし◇月◯日に正式に契約をする。
今回は、試験的なことなので料金は冷蔵庫のだけです。
………とまあ、こんな風に書かれた契約内容を見て一言
「ただのお手伝いさんかよ!?」
「はい、この契約だとそうですが契約を変えると奴隷みたいなことも出来なくはないです。ただし入る人がいるならの話ですが」
「入るかどうかは自分で決めれるんだ」
細かい所もなかなかしっかりしているようだ。
「そうです、他にも契約以外の行為で奉仕者が不快になったりすると通報や裁判なども起こせます」
す、すごいな奉仕者だけじゃなく契約者もしっかりしないといけないな。
「まあ、今は試験段階で契約したのは水渡 悟様のここだけですが」
また新しい物好きの母さんの仕業か……ん?
「なんで俺の名前を知ってるの?」
「契約者の家族の名前を調べてるのは当たり前です」
そっか、これからここで働くんだからな……んん?
「君が働く?」
「はい、こう見えて私は15です、義務教育は終わってます」
「そっか、15才か……15……はあ!?」
「お、同い年?」
「はいそうですけど、どうかなさいましたか?」
いやいや待て落ち着け話を振り返るぞ、まず冷蔵庫から彼女が出てきて……?
「なんで冷蔵庫から出てきたんだ?」
「はい、魔法を使い出てきた所があそこだっただけです」
「…………………よし、もっと詳しく説明さしてもらうぞ」
「はい」
こうしてまだ母さんが帰ってくる前に深雪からいろいろ説明を聞いた。
感想等々よろしくお願いいたします。