表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/18

いつもの家(昨日までは)

短いけど感想をよろしくお願いします!

俺の目の前にある赤い目

赤と言ってもそう暗いような色ではなく、少し明るい色彩の赤色をしていた。

初めて見る色で新鮮だな~

そして見つめ合いながら数秒後、少女がまばたきして目が覚めた。

「あ……」

そうだった、少女は冷蔵庫から出てきた異常な存在なんだ。

そう自分に言い聞かせ、警戒心を上げる。


そしてまた少女を見る。

するとキュルルルっとそんな音がした。

ん?なんだ……?


俺は部屋を見渡し何かがいるのか調べた。

しかしなにもいなかった。

俺は安心して少女の方を見ると、顔を真っ赤にして震えていた。

な、なんだ!何か攻撃してくるのか!?

そう思い逃げる姿勢をしたが少女は何もしてこなかった。


するとまた音がした。

今度はハッキリと聞いた、少女の方からだ。

だったらこの音は……

俺はまた顔が真っ赤になった少女を見て確信した。

お腹が鳴ったんだ。


キッチンに行き母さんのシチューを少女に渡すと、目がもっと輝きもぐもぐ食べ始めた。

少女は黙々とシチューを食べいつの間にか失くなっていたんだけど母さんになんて言おう。

シチューを食べ終わった少女は何かを思い出したのか、俺のノートとペンを取って何か書き始めた。

そして、書いたのを俺に見せてきた。

え~なになに、『ご飯をありがとうございました。わたしは深雪(みゆき)と言います』

「てか、何でノートに書いてんだよ口で言えばいいのに……あ」

ヤバいつい思ったことを言ってしまった。

すると、少女はまたノートに何か書き始め俺に見せてきた。

『まずはこちらにサインを』

そう書いてあるそして、下にはペンでさっき書いたのかひらがなで“けいやくしょ”と書いてある。

少し怪しいが、これから話すのにいちいち俺のノートのページがなくなっていくのは惜しいしな……

俺は子供の遊びだと思い名前を書いた。

それがこの先を変えていくのも知らずに。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ