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04 街がありました!

 クリスさんからもらった夕食を食べながら、前世?の理科の先生を恨みつつこの世界?のことについてなんにも知らないためクリスさんにいくつか質問をしてみる。


「嬢ちゃん、、、か?あんた、どこから来たんだ?」


 私よりも先にクリスさんに質問されてしまった。何故 "譲ちゃん" のところで歯切れが悪くなっているのかわからないが、そんなことはどうでもいいだろう。そんなことよりも現状この世界のことがよくわからないままではどうにもならない、クリスさんの服装や装備、オーガっぽい何かなどを見て時代や世情などありとあらゆる場合、可能性、現状を解析してみたけど、どうやら私が元いた世界で言うところの中世ヨーロッパと言ったところでしょうか。

 ・・・はぁ、ありきたりすぎますね。異世界転生するんだったらもっと目新しい場所に転生してくれればいいものを、たとえば元いた世界の1000年後の未来とか、、、きっと地球温暖化が進んでとても暑くなって宇宙へ本格的に進出したり荒廃した世界が広がっていて世紀末状態になってるんだろうな〜。やばいで〜どんどん夢が広がっていくぅ〜。


 さてさて、そんなことはさておき、クリスさんからの質問を真剣に考えていこう。私がどこから来たのか?私はそもそも自分からここに来たわけではない。謎だ、しかしそれもまた面白い。世紀末状態の世界に転移するよりかは半減してしまうが、面白いことには変わりない。いまは今の現状を楽しむ他無い!とりま日本とだけ言っておこう。そうすればこの世界のことが少しわかるだろう。


「日本と呼ばれる独立した民主主義国家と自ら言っているもののその実は社会主義的思想に翻弄され続けている傀儡国家からです。」


 "日本とだけ言っておく"とは一体なんなのか?藤山には語学講習を行わせた方が良いだろう、語学講習が行われてるかはしらんけど。


「日本?それは日本帝国のことか?」

「けっ、そこからかよ」

「譲ちゃん?心の声がでているぞ」

「あ、、、」


 非常にまずいです、思わず心の声がでてしまいました。ですがまぁ大丈夫でしょう。人間誰しもミスを犯すものです。気にしてはいけないでしょう。まず、その程度のことで気にしていたら私はここまでいろんなことに手を伸ばせなかったでしょうから!歴史上の国で言うとソ連ですかね。社会の教科書によく出てきた真ん中にタコの絵が書いてあるソビエトの南下政策みたいな感じにプラスして失敗を気にせずつっこむ感じ。ある意味特攻部隊だね。

 まぁ心の声が出てしまったことは気にしないっていう方針で。


「まぁいっか」

「まぁいっかってなんだよ、まぁそんなことはおいて一旦ここを抜けて街に戻るぞ。」

「え、何でですか?」

「オーガだ」

「オーガって言うとさっき私を襲ってきていた」

「あぁそうだ、しかもかなりの数だから今すぐには対処できない。」


 そう言ってクリスさんは走り出しました。あまりにも唐突で驚きましたが、以外にもあれで焦っているようなのでついていくことにしました。クリスさんはやはり結構早いですね。私を助けてくれた時に見た動きから大体予想はついていましたが、ちょ〜とだけ予想よりも早いです。チョーットダケデスヨ。


「譲ちゃん大丈夫か?」

「ぜぇーはぁーんっくあ"ぁはー。はい、ぜんっぜん、ひぃー、よゆーですぅ。なんならもうちょっと早くても、、、問題ないです」

「大丈夫じゃないな。まぁ後ちょっとの辛抱だ、ほら見えてきたぞ」


 そう言ってクリスさんが指を刺して教えてくれた先には街がありました。木造の平屋が多く見えます。石やレンガを使っていないところから見るとあまり文明は進んでいないのでしょうか?しかしクリスさんの身なりからして文明は結構進んでいると思うのですが何故でしょう?ここら一体では日本と同じように地震が多かったりでもするのでしょうか?でもそうなると日本にも明治維新頃にはレンガで宿舎や軍の学校などを作っていると聞きますし、少なくとも地震が多いとは言い切れませんね。まぁ、ついてから聞いてもいいでしょう。

 ついでにいうと、ほぼオークは撒けたようだ。今は、まだ追われているかもしれないための一応だそうです。正直もう歩きたい


 そうしてついたのがココ、レンガを高く積み上げて作られたと思われるとても大きい正門です。現代世界で言うところの凱旋門くらいでしょうか、、、いえちょっと盛りすぎました。本当は皇居の門くらいです。どこの門かは私にはわかりませんが。そしてその門の左右には門と同じくらいの高さで作られた壁がかなり遠くまで連なっています。この中に街があるそうです。、、、はいそうですね見間違えました。いやぁね?あまりにも数が多かったし、城壁が結構高かったからさ?ショウガナイヨネー。

 そうして検問に来た我々、と言ってもクリスさんと私しかいないのですが。

 検問所で応対してくれたのは筋肉もりもりマッチョメーンの変態ダ!というわけではなく新人さんの槍兵だった。対応もかなりしっかりとしていて、私が元いた世界のそこら辺によくあるホテルのコンシェルジュ並とは言えないが、そのくらいの素晴らしい対応をしてくれた。門番なんて辛くて上からの重圧が凄そうな役職において仕事が大雑把になったりしないのはなかなか出来ないことだと思う。新人さんだからだろうか?


「身分証明書があれば提示願います。」

「ほらよ」

「ありがとうございます。そちらの、、、お嬢様は?」


 なぜお嬢様のところで戸惑う門番コノヤロー。マッシュポテトにしてやろうか。

いくら忙しいとはいえ、流石に8ヶ月は開け過ぎですよね。すいません。国家のイージス隊の方でも1ヶ月開けたりしてますし、、、ほんっとすみません。

この8ヶ月私はいろんなことを学んだ・・・つまり!これからはじゃんじゃん出していけます!、、、行きたいです。 いけたらな〜。いけたらいいな〜。

 どう思います?あ、4話目を読んでいただき誠にありがとうございます!!こんなに期間を開けておいて読んでいただけるとは思えないですけど、もし読んでいただけたら、ていうかこのあとがきを読んでいるあなたに聞きたい。じゃんじゃん出せますかね?感想で書いていただけたら嬉しいな〜(露骨な感想乞食なので無視してください)では、次いつ出せるかわかりませんが、05話にてお会いしましょう。ありがとうございました。

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