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団地☆THE☆ゾンビ  作者: みたらし
3/3

1ー3話

『ア、アー…キコエテマスカ?』

 機械音声は不安げに愛へ尋ねてきた

「…き、聞こえてます。」

 愛は申し訳なさそうに機械音声に返事をしてあげた。

『オヘンジシテイタダケナイト、ジュウヨウナコトガ、ツタエラレナイノデ、ハンノウシテイタダケマスカ?』

 機械音声は少し怒りモードに移行した。

「じゅ、重要なこと??」

『ハイ。アナタノセイシニカカワルコトデス。』

 機械音声は少し怒りモードで淡々と愛へ伝え続ける。

「!? えっ、えーーー!」

『イチドシカ、ツタエナイノデチャントキカナイトシニマスヨ?』

「は、はい!」

 機械音声の声を聞き逃すまいと、愛は気を引き締めた

『マズ、ワタシノコノカラダカラ、レンソウスルコトガデキマスカ?』

 機械音声は急にクイズを出題してきた。

「だ、だるま?」

『セイカイ。ソシテレンソウサレルノハ?』

「だるま落とし?」

『オシイ、セイカイハ、ダルマサンガコロンダ。デス。』

「だるまさんがころんだ?」

『イチドシカイワナイト、イイマシタ。』

 意地悪な機械音声さん登場である。

「ご、ごめんなさい…」

 対する愛は生死が掛かっているので必死だ。

『コノヘヤカラデタラ、ダルマサンガコロンダ。ヲワスレナイヨウニ。ゴールハ、ヒカッテイルホウコウヘムカイナサイ。』

「わ、わか、りました。」

 愛は機械音声が出した問題に頭がパンクだ。

『ソレデハ、ゲームスタート』

 スタートと同時にガチャ…と、愛の背後で鍵が外れる音がした。

(え、えーーー!! きゅ、急に始まったけど、どういうこと!?)

 愛は頭の中で機械音声が伝えた事を復唱しながら、音のした方へ近寄って行った。

「と、とりあえず、だるまさんが転んだをして、光の方へ向かえばいいんだよね……」

 愛は、鍵のあいた扉に手を当てて静かに扉を開いた。


 そして、開いた扉から外へ出て愛はキョロキョロと見渡してしまった。

 ダルマが見ている状態で………ダルマという、ゾンビが……


 愛は駆け寄ってきたゾンビに噛みつかれてあえなくゲームオーバーとなった。


とりあえず、だるまさんが転んだやってみたくて書いてみた。

救いがなさすぎるのは否めない。自分が同じ立場でもたぶん同じことをする気がする。。。

とりあえず、次はどうやってゾンビの餌食にしようかなぁ


次話の更新は不定期更新予定です。

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