映画の散文的感想?④ 「ショーシャンクの空に」(前篇)
皆様
いつの時間でも良いように
おはよう(*^-^)/
こんにちは\(*^-^*)/
こんばんは\(^-^*)
久しぶりの更新ですね
年度末で忙しくてなかなか時間が取れないながらも、少しずつ書き書きしておりました。
睡眠時間を削っているわけでなく、年度末のプロジェクトの進捗報告書関連、週間報告書と出張経費精算、提出された後輩君と後輩ちゃんの報告書の校正をしているわけで、その合間に執筆で息抜きをしている私です。
最近どうにも椅子で突っ伏して寝てしまう癖がついてしまったようで、いつの間にか夢の中で見つけにくい探し物をしているようです(行ってみたいと思うのですが覚えていないのが玉に瑕です)
でも、探している物って実は身近にあって、それはとっても尊くて、何にもかえがたいものだと思います。
同じ場所にいつまでも居心地が良いと思っていも、いつかはその場所から去る時が来る。ありのままの自分でいたいと思える場所をいつまでも探す旅人。
過去の悪いことの寄せ集めしかない暗い未来に囚われた囚人。
それでも、めげずに前に進む「純粋」を動かすこと。それが周りの人を巻き込んで「幸福」を呼び込む。
そして、もっと今以上に自分でいることを好きになってしまう。そんな大切な自分が自分であるために何にも屈することのない強い心を教えてくれる作品です。
※注意
今回の散文的感想は長文ですよぉ
そして、まさかの二部構成となりました(;'∀')
ではでは
私の「をかし」を徒然なるままに――
恐らく映画原作として八割九分九厘成功する作家さんの原作はなかなかないですが、この方の原作なら納得だと言わざる得ないのです。
原作
スティーブン・キング
主演
ティム・ロビンス
モーガン・フリーマン
脚本・監督
フランク・ダラボン
「ショーシャンクの空に」
原作者は言わずと知れたホラー小説界の帝王スティーブン・キング様です。昔から映画やドラマなどの題材に多くの作品が映像化されてきました。
驚くべきは小説の短編でも中編でも長編でも映像化され、原作の美徳を残しながら心に突き刺さる名作を生み出す作品が多いところですね。
初めて見たスティーブン・キング様原作の映画って何かなっと思い返すとアーノルド・シュワルツェネッガー主演の「バトルランナー」ですね。
近未来SFでテレビ中継される殺人デスマッチで戦う『筋肉モリモリマッチョの変態』時代のシュワちゃんが大暴れしちゃう作品でしたね。
その後色々と映画化やドラマ化された作品を見ましたが、順不同で好きな作品をご紹介
途中で熱く語りすぎておりますのでご注意ください(#^^#)
「キャリー(シシー・スペイシク主演版)」
残酷で悲しいラストです。トラウマ級
「スタンド・バイ・ミー」
名作中の名作。懐かしき郷愁が胸を打ちます
「ペットセメタリー」
怖いのに泣ける。愛が悲劇を生んだ隠れた名作
「IT(テレビ版)」
夢にまで出てくるほどのトラウマ級の怖さです
「シャイニング」
巨匠スタンリー・キューブリックによる作品ですが、キング様ご本人は巨匠の脚本がお気に召していないですが、本当に心も背筋も凍る怖さです(カメラワークの秀悦した完璧さがまた怖いです)
「デッドゾーン」
世界が破滅する未来を予知した男の物語です。こちらもとっても哀愁と悲壮感で胸が痛くなります
「ミザリー」
異色のサスペンスホラーにして、アカデミー主演女優賞獲得をしてしまうほどの演技は必見ですよ。そのミザリーを演じてアカデミーを受賞したのは何を隠そう「タイタニック」での心優しい「不沈のモリ―」を演じたキャシー・ベイツ! 彼女が強烈な愛を表現した演技は身の毛もよだちます。
そして、この作品はまさかの「スタンド・バイ・ミー」と同じ監督作品です。また「恋人たちの季節」という名作恋愛映画のロブ・ライナー監督ですが、やはり人の心を動かす監督のホラーはやばいです。作家がストーカーに監禁される衝撃のお話なので、なろうで作家になられた方は監禁された時の参考に!? こちらの作品を見ることを強くオススメします(*'ω'*)
「ゴールデンボーイ」
老人と少年の出逢いによってドラマが生まれる物語は数あれど、この作品が持つ嫌悪感、不快感を抱かせ怖がらせる映画はなかなかないと思います(不快と言っても映画史上最も不愉快な映画「ファニーゲーム」はセルフリメイク「ファニーゲームU.S.A」と共に別格というかテーマが異なります)
第二次世界大戦時のホロコーストに興味を持った少年が、暴力と死に魅入られていくとだけお伝えしてきます。
また「ロード・オブ・ザ・リング」で魔法使いのガンダルフを演じたイアン・マッケランが演じる老人は、さすが名優という目に焼き付く鮮烈さです。
「悪魔の嵐 (テレビ)」
スティーブン・キング作品の世界は全て繋がっているというのは集大成「ダークタワー」シリーズで明らかですが、この作品もその一つで映画「黙秘」と繋がっています。
また必ずアメリカのメイン州を舞台にしているなどなど、共通点だけでないキング作品の楽しみ方が色々あることを教わった作品です。
確か三話か四話くらいの構成だったと思うのですが、長編ドラマとして十分に物語と人間模様を堪能できる素晴らしい作品です。聖書の知識があるとさらに面白く作品を理解することができますよ
「アトランティスのこころ」
こちらも老人と少年の出会いによってドラマが産み出される作品ですが「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」のような感動作となっております。
「グリーンマイル」
名作、傑作と幾つもの言葉でこの作品を表現できるほど、濃密な時間の中で人間の全てをこれでもかと描き出した物語。何も知らずに見て下さいと言いたいのですが、今度散文的感想を書きますね
「ミスト」
二度と見たくないと思わせる映画って今では色々とありますが、この映画ほどの絶望と虚無感を心に、そう、まるで銃弾を食らったような凄まじい痛みを伴いながら涙を流す作品はこれしかないと思います。そんな映画ですが、心に残る物語です。
「キャリー(クロエ・モレッツ主演版)」
リメイク版の評判はあまり乏しくありませんが、私は原作により近付いた物語は素晴らしいと思いました。ただ、クロエちゃんがどう足掻いても可愛いのでキャリーのイメージに合っていなかったのが残念でなりませんが、そこは演技力と作品の持つ雰囲気でゾクゾクさせてくれた悲しくも壮絶な最後は、オリジナルに匹敵する出来栄えで一見の価値ありです
「IT それが見えたら終わり」
テレビ版のトラウマを忘れることができずに大人になりましたが「それ」がまさか大人になった今再び姿を現すことになろうとは……
特に期待も何もせずに鑑賞しましたが、過去のスティーブン・キング映画の良いところ「演出」「シーンの構図」「音楽の出し方」「作品の持つテーマ」「原作者の意図」などなどの良いとこどり!
テレビ版を超えることなんてできないと思っていた私の、脳裏の片隅にあった僅かな期待外れだろう的な予想を、始まって僅かな冒頭で心を噛み千切られるような閃光の展開に思わず声を上げ鳥肌が総立ちしました
全体的に全てが素晴らしい脚色で、演じていた子供達もとっても可愛かったです。最後もとっても良かったので、大人になった彼らが「それ」と立ち向かう「第二章」を心待ちにしています
お気づきの方がいらっしゃると思いますが、この時点で3000文字を突破しておりまして(;^ω^)
はっきり言って
ここまで書いてスティーブン・キング原作映画のことしか書いてないでしょっという(;^_^A
「ショーシャンクの空に」に触れたの序盤だけでしたね(笑)
後篇でやっと本編に突入ですよー
後篇は何とか今月中に投稿します(;^_^A
ではでは
感想・評価・リクエストなど気軽にお寄せ頂けたら幸いです