映画の散文的感想? 「エクソシスト ディレクターズカット」前篇
皆様いかがお過ごしでしょう
今回は苦手な方もいるでしょうがホラー映画です
しかし、本作はホラーであると同時に感動のヒューマンドラマでもあるのです
私は初めて見た時に身の毛も与奪恐怖と感動で震えてしまったのですが、ホラーで感動とは本当なのでしょうか?
そんな私の猫のように気まぐれで観照的
たまに論理的な散文的感想
今回も少しでもどなたかの琴線に触れて頂ければ本望です
では私のをかしを
徒然なるままに
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
恐怖の原点にして頂点
原作・脚本・制作
ウィリアム・ピーター・ブラッティ
監督
ウィリアム・フリードキン
出演
エレン・バーステイン
マックス・フォン・シドー
ジェイソン・ミラー
リンダ・ブレア
「エクソシスト ディレクターズカット」
まずは映画との出会いです。
「猿の惑星」の時にお話ししたのですけど、この映画を見るきっかけになったのは、原作小説を拝読したからなんです。
最初に原作のことをお話します。
私が今まで読んできた中で、分厚い本ってたくさんありますが、京極夏彦先生の「ルー・ガルー」と同じくらい分厚かったのを鮮明に覚えています。
映画を見る前に私は原作を先に読んだのです。
読み進める度に、脳内の想像力が富み過ぎて怖すぎて、読みながら泣きました
しかし、本作は原作も映画もただ“怖かったな”
っと一言で片づけてはいけない作品です。
原作はより登場人物の内面を深く掘り起こし
なぜ、悪魔が少女に乗り移ろうとしたのかが、淡々と
刻々と迫りながら次のページを開く度に
手に汗握り、怖がって最後には
この物語が伝えたかった、誰が誰かの、何のためのものだったかが解るのです
原作小説のお話はこれくらいにして、映画のお話です
原作を読み終えた私は、素晴らしく感動した小説の映画
しかも宣伝文句は、
――ホラー映画史上最も怖い
――恐怖の頂点、そして原点
――この恐怖を超えた映画は未だ存在しない
の煽り文句が怖すぎる(;´・ω・)
でも、私は映画をこよなく愛する人
この時はまだホラー映画に耐性が全くなかった私の背中を押してくれたのは
やっぱり宣伝文句でした
――まだ見ていないではすまされない
そして父の言葉
「素晴らしい映画は、どれほどの時を超えたとしても傑作は傑作であり続ける」
覚悟を決めた私は
「猿の惑星(1968)」
「スティング(ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード共演)」
「ゴッドファーザーPart1」
「追いつめられて(ケビン・コスナー主演)」
「エクソシスト」
この五本(傑作と呼ばれる映画ばかり)を借りていざ!
私はエクソシストを見るのです
(他四作はエクソシストが怖すぎた時の目の保養かつ傑作と呼ばれる映画だから借りたのですが、どれも最高ですよ!)
本日はここまで
後篇は書き上がり次第アップします
では
また次回
お逢い出来たら嬉しいです
感想・評価・いいね・お気軽にお寄せ頂ければ至福です




