音楽の散文的感想?② 女王蜂「火炎」
皆様
いかがお過ごしでしょう
勢いだけで書き上げました
久方ぶりの音楽の散文的感想ですね
そんな私の猫のように気まぐれで観照的
たまに論理的な散文的感想
今回も少しでもどなたかの琴線に触れて頂ければ本望です
では私のをかしを
徒然なるままに
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Vocal
アブちゃん
Bass
やしちゃん
Drum
ルリちゃん
Guitar
ひばりくん
作詞作曲
薔薇園アブ
女王蜂
「火炎」
この歌に出会ったのは2019年です
なかなかの感性を刺激されるアニメが多かったです
手塚治虫先生の異色作「どろろ」がありました
この曲はその第一クールのOPです
物語が始まり、百鬼丸誕生までが描かれた直後、画面が暗転しOPになりました
その時の衝撃は身震いだけで収まらずに、ボロボロと涙が大雨になりました。
わずか一分半ほどのTVサイズになっていましたけれど、血管の中の赤い血を沸騰させる音楽にのせたアブちゃんの透明な歌声が、私の心を燃やしました
物静かな雰囲気で、会話のように歌い上げるアブちゃん
その穏やかで虚しい感情を抱かせる
しかし、その平安は脆くも崩れ去る
寂しい感情を怒りに変えて油に火を注ぎ、
瞬時に
確かに爆発します
全てを燃やし尽くしたいと思うほどの孤独から込み上げてくる憤怒が
血をガソリンに変え、
涙の声を焔に昇華させて
灰すらも残さない
骨まで振動させられ、
脳は心臓に指令を出す
もっと早く鼓動しなさいと
この曲で
私はそう感じました
落ち込みがちな私は、この曲の世界に浸ることで
私の思っている感情を歌に込めてくれたと感じました
悲しみを怒りに変える、焔の真紅、その深さに酔いしれます
今回はこの辺で失礼しますね
素敵な音楽との出会いのお手伝いができれば幸いです。
ではまた次回、お会いできれば嬉しいです
感想・評価・リクエストなど気軽にお寄せ頂けたら幸いです




