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ice  作者: 古屋 零
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005♪旅、バス、そして…

―事情、困惑、そして―



「ってなわけで、一緒にいかない?」

中上は悩んでいる。

悩みすぎて、自分が入れたコーヒーに何個も角砂糖を入れている。

そしてそれを飲み、噴出する。

「あっま〜」

そりゃそうだ。

「予定では4日後に出発だからさ、それまでに決めてもらえれば」

「…うん、お母さんと相談してみる」



―旅行当日、ハジマリ、そして―



とうとう出発当日、バス停前に8時集合のはずなんだが…誰一人来ない…

携帯を取り出し、純也に電話をかける。

「おう純也?なんでまだ来ないんだよ?」

「えっ?俺たちもう着いちゃったけど?」

一体どういうことだ??

「まさかと思うが、集合時間の連絡したの誰だ?」

「利賀だよ、利賀」

誰だアイツに連絡係任せたの!!

携帯をギュッと握り締め、電源を切った。

「結局俺一人でいくのかよ…」

ため息混じりにうなだれる。

「一人じゃないよ」

その声に反応し、声の主の方を振り向く。

「私がいるから、一人じゃないよ?」

「えっ、なんで?」

戸惑いを隠しきれない。

一昨日、無理って言われてたから、てっきり来ないかと思っていたのに。

「なんとか頼んでみたら、OK貰った」



―バス、2人、そして―



バスが出発してから数分、車窓からは太陽の光を反射した海が見える。

「わぁ〜、綺麗」

中上は麦藁帽子が飛ばないよう頭に手をのせながら窓から顔を出す。

『お客様〜大変危険ですので、窓から身を乗り出さないようお願いします』

運転手に注意を受けた。

中上は、小学生のように、体を縮ませ頬を膨らませた。


そして、やっとのことで現地到着!

携帯で連絡を取り合い、あいつ等の待つ場所へ向かう。

「絶対に、絶対にぃぃ〜!いい思い出つくろうね」

中上は納まりきれない笑顔で、そう言った。

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