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ice  作者: 古屋 零
3/6

003♪彼女の家、治療、そして…

―治療、緊張、そして―



彼女の家はいつも外側から見ていた。

けど、中に入るのは初めて。

俺のハートビートがうなりをあげ始める。

「…大丈夫?」

作り笑いでその場をごまかす。

変な奴って思われたかな?


彼女は救急箱を棚から取り出すと、消毒液を怪我した腕に塗り始めた。

「イッ!」

消毒液が、傷口に沁みる。

優しさが、心に沁みる。

俺って今幸せな気がする。

「…?」

彼女は不思議そうに俺の顔を見つめると、怪我の処置を終えた。

「はい終わり!」

2人でソファーに座りこみ、沈黙の時が流れる。

あれ?もしかして俺って帰った方がいいのか?

でもタイムミング絶対逃してるよな…

『あのさ!』

2人同時にハモル。

うっわー、こういうときの対応の仕方習ってねーよ?俺。

先に彼女が口を開いた。

「その制服って、光桜高校のだよね?」

何だそんなことか…

「えっ、うん、そうだけど…君はどこ中?」

彼女は急に頬を膨らませる。

「こう見えても現役女子高生です!アナタと同じ高校のね!!」



―光楼、彼女、そして―



驚きを隠そうにも隠せない。

どう見たって中学生だ…

「アナタは何年何組の誰なの?」

そういえば自己紹介してなかったな。

「3年6組、上谷 優渡」

「えっ!えぇ!?同じクラスだ!!」

えぇ!!それはこっちの台詞だ。

ということはコイツ…

「私も3年6組、中上 千鶴」

やっぱり、全然学校に来ない中上か!!

けれども、そんなの関係ない。

誰であろうと俺は、この子に恋をしてしまっているのだから。

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