僕である為に
『Together』
伏せた視線をあげて
さあ 笑おう
俯くことを止めて歩めば
傍らにある笑顔に気づけるから
君と共に在る誰かの手をとろう
僕はここにいるから
信じて望め
君が望めばこの世界は
反転するんだ
望め 叫べ 欲しろ
そしていつまでも
共に笑おう
君と共にある為に
今、誓おう
見失うこと無き想い
永遠であれと願うのは弱き故
引き結んだ縁を疑うな
君がその腕に抱く全ては
確かなものだから
笑い 泣き 怒れ
その感情と共に世界は動く
『望』
かき鳴らされた音に
心が騒ぐ
今だけでなく
明日も信じられるものが
欲しくて
望んだものが滑り堕ちていく
感触に視界が揺らぐ
僕はだれ?
足元さえ覚束無い自分を
嘲笑する自身に
他人が好意を示すだろうか?
疎ましい感情の支配を嫌って
笑ってみせても
矜持の牙城は崩される
君はどこ?
巡る季節を何度重ねても
見つからない
焦りに拳を握っても
振り下ろす相手がいないなら
高くかざそう
目指すものはきっと高みに
あるから
『僕である為に』
高らかな鐘の音と
宙に舞うブーケ
コイントスで参列を決めた僕に
ありがとうと君が笑う
告げなかった想い
後悔なのかな?
この胸が軋む
きっと同じ時間をかけても
癒せないんだ
それでも願うよ
君が幸せでありますように
違えた道を歩き続けるのは
僕が僕である為に
お読み頂きありがとうございます!
そろそろ、なろう一年。
初期作品から比べると、仮面がはげてきた僕。
お付き合い頂ける方も増えて感謝しております。
ではでは スペシャルサンキュー!!