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あの人

わたしは、家に帰るとあの人に連絡して、

さっきのことを話した。


「なんで行ったんだよ」

と軽くキレ気味に怒られた。


それから、こっちでなんとかするから、

そのまま家で、おとなしくしてるように

念をおされた。


でも、なぜか今、恐怖感はない。

冷静になって出来事を振り返る。


あのときは、たしかにナイフを見て怖かったけど、それは彼にでなく、ナイフが怖かっただけ。


殺意って、どんなのかしらないけど

そういったもの彼にあったのだろうか…


あの人から連絡が入る。

彼は携帯にでないらしい。

メールもしたが返信はなし。

だそうだ。


あの人が言う。


「もしかして、家に来たりしてないか?」


今度は軽く脅し。

一応、こっそり窓を開けるがそんな気配なし。

当たり前だよ。



彼はそんなタイプじゃない。

だから、思いもしないセリフを言われて、

あなたたちほんとに親友? 

彼のことわかってるの?

と言いたかったけど…


あの人は話を続けていく。


「明日、学校でぼくが話をしておくから、きみは学校を休んだほうがいい」


きみ、か。

心配されてるのか用心深いのかわかないけど、学校とはなんだか別人。


でも、それじゃ何も変わらない。

あと、彼はそんな人間じゃない。

あの人より、わたしのほうが

それはわかってる。


たしかに、ナイフは想定外だったけどきっと殺意はなかったはず。


こんな終わり方、納得できない。

ちゃんと彼と話をしたい。


あの人の言葉を無視して

翌日、わたしは学校に行った。




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