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悪恋
冬のあの夜 夢を見た
疲れ悪夢の 終着点
涙流すは 若き僕
笑顔薄めた 愛す君
願いたくない 現実に
境曖昧 痛い胸
一途であると 気づかなかった
彼から友へ 戻る悔やみか
夜明けて残る 鮮明に
滝汗流れ 切々呼吸
幼き心 捨てきれず
愚き姿に 目を逸らす
想いし心 文字にして
正夢断つと 決めた眼差し
一途であると 気づいていたよ
彼から友へ 戻る理由も
日上り下る 中間に
君と僕とは 目を合わす
わかったフリの 見解は
悪夢通りの 足跡に
濁り目知らす 指す未来
変化定まる 受け身かな
一途であると 疑った
彼から友へと 戻りたくない
日が沈みつつ 僕と君
雪の乗ってる 長椅子に
座り後光に 照らされて
君の言葉を 受け入れた
背けば子供で 成れ伸びぬ
届かぬ距離へ 僕は行けない
一途であれと 君へ想うよ
彼から友へ 貫け主観
月進み又 言にする
時に彼が 居るとても
私の愛は 君のもの
悪しき自分は 良き人か
格好良き者 成れずまま
無念抱えし 完全燃焼
一途であれば 叶うはず
友から彼へ 君の隣へ