男だってトークします。
昼休みになると副委員をしている桐谷くんが近づいていきた。後ろに2人ついてきてる。
「風見さん。昼ごはん食べに行きませんか」
「風見で良いよ。同級じゃないか」
「じゃ、改めて、風見、昼食べに行こう」
「おう、さそってくれてありがと、野暮用すませて行くから先に行っててくれ。すぐ追っかけるから」
3人は食堂へ向かって行った。
さて野暮用を済ませるか。その野暮用は俺の机の上で仰向けになっている。
「もうだめぇ。ふんわりし過ぎて昇天しそう」
腰付近が震えていたりする。頬の付近が乾いてきたようだから湿り気を増やしておいた。だいぶ赤みが薄くなってきている。
「昼を食べてくるよ」
「この余韻を楽しんでるから、行ってきな」
食堂へ行き、桐谷らと合流した。今日もカレー。チキンカレーにパンプキンサラダに野菜たっぷりスープで満足でした。
4人でネットの話やテレビのお笑いトーク番組の話で盛り上がっているうちに、
「琴守遅れて来たよな。何かあったかな。実はな、部活の先輩に『お前のクラスに可愛い子いるだろう。亜麻色の髪を伸ばしている娘』って聞かれたんだよ」
続けて
「どんな娘か教えてくれだって。紹介してくれても良いよだって。自分ですれば良いのに」
「確かに可愛いよな。物腰良いし、当たりも柔らかい。あんな彼女ほしー。俺も誘ってみるかな」
「俺も」
「休み時間に他のクラスの奴らが結構な人数が見に来ているよな」
みんな美鳥は可愛いと言ってくれているのはなんとなく誇らしい。でも、胸にチクっと来るなあ。お兄さん役も難しいね。
「風見はどうなんだ。琴守のこと」
直球で聞かれてしまったが肩をすくめて、
「綺麗過ぎて高嶺の花かなぁ」
適当に答えてしまう。なんか対応が塩だしね。
「あっと噂すれば琴守さん来たよ」
「えっ、どこどこ?」
もう食べ終えたのだろう。他の子達と連れあってすぐ近くを通り食堂を出て行った。
俺たちも食堂を出ることにした。
聞き慣れた声で綺麗と言っているのがわかった。でも、その後の言葉にイラッとしてしまう。もうー




