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人造勇者の異世界生活  作者: 蕾華
2/2

転送成功

序盤はかなり短い話が続きます、冒険より世界の説明の方が書くの難しいですよね(´・ω・`)

目を開けるとそこは白一色で染められた部屋だった、周りに視線を巡らせても何もなく足下には幾何学的な模様が描かれていた


「あぁ良かった、ちゃんと転送は成功したようですね。

初めての事だったので万全を期してはいるもののもしもの可能性は捨てきれなかったので良かったです」


そうして周りや自分の体を確かめているといつの間に近づいたのか目の前に黒髪の女子が立っていた、恐らく目の前の女子が自分を転送した人物なのだろう……光の人形よりふた周りほど小さいが……


「むっ、今失礼な事を考えましたね……考えを読まなくても顔を見れば分かります」


「失礼、光の状態より小さかったのでな……ところでここは異世界という事でいいんだな?」


「はい、ここはマスターが造られた世界とは別の世界、つい先程説明した通りの世界となります」


小さいと思われるのは嫌らしい……俺と背丈はあまり変わらない気がするのだが……これからは気をつけよう

そしてやはり異世界に飛ばされたようだ……まぁ別に大した思い出がある訳でもないし今更思ったところで戻れるわけでもない、気にしないことにしよう


「さて、とりあえずは私の住んでいる所に案内致します。と、その前に着替えが必要ですね、少しお待ちくださいただ今持ってきますので」


そう言われてみれば前の世界ではずっと液体で満たされたガラスケースの中にいたわけで……当然服なんかは来ていないわけで、それ位は準備しているものだと思ったのだが……


♢♢♢


渡された服は黒い服で体の横と腕の部分に白い線が入った物だった、下も同じようなもので緩くもなくきつくもない丁度いいサイズだった


「それには魔法が付与してありますのでサイズは適切だと思います」


なるほど便利だ、ちなみに俺の見た目を説明すると銀髪の黒目で身長は丁度160という小柄さに黒い服を着せた感じになっているだろう


「さて、服も着たことですし案内します」


そういえば案内の途中だったな、家と言うくらいだからまともな所だと信じたい、これで小屋だったりしたら面白いのだがな……


そう思い外に出てみると今まで考えていたことが吹き飛ぶ様な光景が広がっていた


「さて、では改めましてあちらが私の家です、世間一般的には世界樹と呼ばれています、あの中が私の家です。どうです?少しは驚いてもらえたでしょうか?」


目の前には壮大にそびえ立つ大樹と呼ぶのさえ相応しいのか分からないほどの巨大な1本の木があった、葉は青々と茂りてっぺんは見上げても見えず、幹は直径何メートルあるのかすら分からない


「あれがお前の家……なのか、これは凄いという言葉以外は出てこないな、あれほど大きい木を見るのは初めてだ」


「無表情ですが驚いてはいるようですね、わざわざ別室で召喚したかいはあったようですね」


そう言ってスタスタと先に歩いて行ってしまった

さて、この世界では何をするのか、何が出来るのか、今まで自由というものを体験はした事が無かったが少しだけ楽しみだ

俺はゆっくりと後を付いて行った……

次も未定

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