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短編小説

花滴 ~はなしずく~

作者: ネムのろ

あの日の幼い子供の手

一体誰の手だったの?

風が過ぎるいつかの夕暮れ

支える何かがそばにあった


時間が過ぎる君も走る

失ったものを取り戻そうと

思い出と今を縫うように

祈りを天に捧げもがいた


あの日の幼い子供の手

一体誰の手だったの?

幸せそうに笑う花

あたたかい光、滴がこぼれる


力はすでに無くあせる

不安の波が押し寄せる

悲しみにおぼれた花滴は

海と言う別れに沈んでいった


あの日の幼い子供の手

置き去りにした自分の思い出

遠くに見える花滴

全てが霞んでゆく


支えていた綺麗な花は

見えなかったあなたの優しさ

にどと戻れはしない日々 

抜け殻の体、冷たくなる心


あの日の小さい子供の手

捨てていた心、取り戻したのに

すでに時、遅く、サヨナラも言えず

『アイシテル』そう言って目をつぶる


アリガトウ すべてをあなたに

ココロの気持ち、どうか届くように

輝く思い出、響く笑い声

笑顔とともに眠る花滴

静かに眠る花滴


花滴はそのまま目を覚ますことは ありませんでした... 

...永久に...永遠に...彼女は眠りについたのです

しかし、その表情だけが幸せそうに笑っていました


どうでしたか?

他にも色々投稿してますので

気になった方々は是非読んでみてください。


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