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第二話 のぞみちゃん大暴走! 前編

 

 もう一人の私”のぞみちゃん”が家にきてから一日がたった。私にはある心配事がある。藤田さん達の事だ。

 

 今日は日曜日で学校が休みだったから会わなくてすんだけど、明日は必ず会わなければいけない。

 

 はあ〜と、憂鬱になっている私の気も知らないで、のぞみちゃんは私のベッドの上に寝っころがってのんきに漫画をよんでいた。

 

「あははー!何これ!すごく面白いんだけどー!」


 はあ〜と、ますます憂鬱になっていく。のぞみちゃんはやっとそれに気がついて


「ん?どうしたんだ、ひかり。そんなにため息ばっかりしてると、寿命がへっちゃうじゃん。」


「だってね、のぞみちゃん。明日藤田さん達に会わなきゃいけないんだよ?」


「藤田?ああ、あの女。あたしも知ってる。あいつに会う度にいつもひかりの心がどくどくしてたのを、心の奥で感じて

 たよ。」


「へ、へえ〜。はあ〜。明日どうしよう〜。」


 私が本当に憂鬱になっているのをのぞみちゃんは気づいたらしい。すると私に親指を立てて、自信ありげにこう言った。

 

「心配するな、ひかり!明日はあたしが付いてってやる!」


「の、のぞみちゃんが!?でも、同じ顔が二人もいたらおかしいんじゃ‥‥‥」

 

 のぞみちゃんは”おかしくない”とでもいうような顔でこちらを見てきた。


 あっれ‥‥‥のぞみちゃんの声が心に響いて来る‥‥‥


(今、あたし達テレパシーではなしてんだ。)


 テレパシー!?なんでまた!?


(いいから!あのね、あたしあくまで”ひかり”という人間の一部なんだよ。だからあたしの姿と声はひかりにしか聞こえ

 ないの。)


 そうだったんだ‥‥‥


(と言う訳で、明日はあたし学校行くからね〜。)


 え〜!?


              ー翌日ー

 私とのぞみちゃんは校門の前にいた。う〜入りにくいよ〜。


「何いってんだ、ひかり!ここはしゃきっとしろ!さあさあ。」


「う、うん‥‥‥」


 私達はさっそく学校へ入った。途中、のぞみちゃんがあれこれ質問してきて(あの先生はカツラなのか、とか)緊張をやわらげてくれたけど、やっぱりクラスの前では緊張する。だめだ〜、入れない。だって藤田さん達がもういるもの。


「ここは勇気をだすんだ、ひかり!藤田達が何だ!!いざとなったら助けてやる!」


 どう助けてくれるんだろうと思いながら、勇気を振り絞って教室に入った。藤田さん達の目が一斉にこちらに向けられる。


「あら、浅野さん。一昨日、私達を無視しといてよくもまあ学校にこれるわねえ〜。」

 

 やっぱり(この時のぞみちゃんが”ふざけるな〜”と一発怒鳴った)。その後も次々と罵声が飛んで来る。


「それで?万引き成功したの〜?見てたら随分へましてくれたじゃない。」


「ね〜。おかげでうちらあの行きづらくなちゃったじゃーん。どうしてくれんの?」


「テメー、やるっていったからには成功させろよ。」


 こういう言葉が発せられるごとに、のぞみちゃんの怒りHPはどんどん上がって行った。しかもさらにヒドい言葉が‥‥


「あたしさ〜、やるって言っといてやんない人って大嫌い〜。」

 

 どこかで堪忍袋の緒が切れる音がした。そしてついに‥‥‥


「てめーら、生意気な口きくのもいいかげんにしろよ!」


 うわー。のぞみちゃん、言っちゃったーーーー


 ん?


 待って。のぞみちゃんの声は私にしか聞こえないはず。なのに藤田さん達、めちゃくちゃ反応してるよね。どして?


「浅野、テメー今なんていった?」


 え?え?私?なんで‥‥‥‥‥‥


「生意気な口たたくなって言ってんだよ、ブス。」


 あ!たしかに私の口動いてる‥‥‥どうして!?のぞみちゃん!?


(それはあたしが今ひかりの身体を乗っ取ってるからだよーん。)


 う、うそ!同じ身体だと、身体まで乗っ取れるの!?


(そっ!だから、言っただろ!”助けてやる”って!見てろよ〜藤田達をボコボコにしてやる!!)


 え〜!?助けるってそういう意味だったんだ‥‥‥


「おい、浅野。てめー‥‥‥」


 わー、のぞみちゃーん!!勝手なことしないで〜!私大ピンチだよ!!!

                       続く

どーも、みなさん!はーぴんです!

連載は初めてという事で、未熟なところもありますが、どうぞ皆さん、温かい目で見守ってくださいね!それともしよろしければ、評価と感想お願いします!

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