第4章 遊撃捜査班 麻薬密輸ルートを追う!
いよいよ、最終回を迎えます。
「4人が麻薬で、死亡しているのか。」
と、甚吾は言った。
「ええ。」
「1件目はサラリーマン、2・3件が女子高生、そして今回起きた薬物中毒死した53歳の主婦、いずれもこの食品に違法薬物を購入されていた。」
「つまり、この食品を作ったメーカーが麻薬密輸にかかわっている可能性が高いってことですね。」
「ええ。」
「おそらく、この調味料に薬物を混入した可能性がありますね。」
と、後藤刑事は言った。
「よしっ、南と西出はその男の行方を追ってくれ。」
「わかりました。」
「はい。」
「後藤と甚吾は、聞き込みに向かってください。」
「了解。」
そう言って、覆面パトカーの220クラウンとR35GTRは都内へ散った。
後藤と甚吾は、東京臨海地区へ向かった。
そこへ、白のGC8インプレッサと青のS15シルビアがやってきた。
「おいっ、ちょっと聞きたいことがある。」
「俺たちは警察だ。」
「実はな、都内で連続薬物中毒事件が起きているんだけど、何か知っているかな?。」
と、後藤は言った。
「えっ、七曲3丁目のレゲェの親父。」
「おう、自称ロックバンカーって言っているんだけどよ、中華料理店で仕事しているんだけどよ。」
「気味の悪い、男だぜ。」
と、GC8の男と女は言った。
「それで、何か知っているか。」
「おう、この間な、赤のスポーツカーに乗った男を見たぜ。」
「どんな男か覚えてる。」
と、甚吾はS15シルビアの男に言った。
「おう、紫の頭で、サングラスの男でもう1人は白髭と剥げの親父さ。」
「なるほど、その男が薬物事件に関係しているのか。」
「おう。」
「そいつに間違いないよ。」
「そうか。」
「ありがとう。」
早速、後藤と甚吾は無線で報告した。
一方、南と西出は犯人の行方を追っていた。
「了解。」
と、西出は無線で言った。
「犯人が分かったって。」
「ええ、赤のフォードマスタングよ。」
「ん、唯ちゃんあれかな?。」
「間違いないわ。」
そして、南と西出は赤のマスタングを発見した。
「やはり、俺たちがマークしていた密輸組織のボスよ。」
「よしっ、追うぞ。」
そして、パトライトをつけてサイレンを鳴らした。
「あっ、逃げたわ。」
「逃がさねぇぞ。」
そして、後藤と甚吾が乗る覆面GTRもカーチェイスら乗り出した。
「あれだ。」
「達と唯ちゃんも追跡してるんか。」
「飛ばせよ、智樹。」
「おう。」
一方、中居は。
「手配中、密輸組織のボスが車で逃走中、車は赤のフォードマスタング、直ちに追跡せよ!。」
と、無線が入った。
「了解!。」
と、パトライトをつけてサイレンを鳴らした。
そして、追跡していた覆面パトカーの220クラウンとR35GTRと合流。
中居が乗る黒のS13シルビアがクラウンとGTRをすり抜けて、赤のマスタングに追いついた。
そして、中居が拳銃を取り出して発砲した。
バキューン、バキューン。
そして、マスタングは荷物に突っ込んだ。
そして、ボスの矢崎が拳銃を向けた。
矢崎がマスタングから降りてきた。
「くそー、お前を地獄へ送ってやる。」
「ふん、お前がな。」
バキューン
「ぐはっ。」
そして、南と西出も到着。
「動くなっ。」
「手を上げなさい。」
と、2人は銃を向けた。
「やったね。」
「これで解決ね。」
「ふっ、俺たちを甘く見るなよ。」
こうして、事件は解決した。