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第1話 黒いシルビアに乗った刑事

東京の有楽町の銀行で非常ベルが鳴り響いた。


ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリーッ


バキューン!、バキューン!。


「キャーッ。」


「銀行強盗だ。」


「誰かーっ、捕まえてーっ。」


と、そう言って2人組の男は赤のGRスープラに乗り込んで逃走した。


「待てーっ、銀行強盗。」


そこへ、事件発生の一報が入った。


「どうした。」


東京都有楽町で強盗事件発生、犯人は2人組で拳銃を所持して、銀行警備員に発砲して車で逃走した模様。


「これで、3件目だな。」


「よしっ、行くぞ。」


「拳銃所持の許可します。」


と、山下警視は言った。


「後藤と甚吾は現場へ向かってください。」


「了解。」


「南と西出は犯人を追ってください。」


「わかりました。」


と、南と西出は拳銃に6発と5発に弾丸を込めた。


南が所持する拳銃はSWМ294インチ、西出はМ36チーフスペシャルである。ちなみに甚吾はコルト・ローマン2in、後藤はSWМ103inである。


そして、南たちが乗る覆面パトカーの220クラウンとR35GTRは赤ランプをつけて、サイレンを鳴らして現場へ急行した。


「よしっ、智樹と甚ちゃんは銀行へ向かってくれ。」


「了解。」


一方、その頃。


犯人は現金200万円を奪って逃走、犯人は2人組、拳銃を所持、渋谷から品川方面に逃走している模様、犯人の車赤のGRスープラで逃走中。


と、無線が言っていた。


「こちら中居、逃走車の特徴を願う。」


犯人は赤のGRスープラ、ナンバーは品川300・すの23-89、以上。


「了解、直ちに追跡します。」


と、中居は無線でシルビアを走り出した。


後藤と甚吾は、銀行強盗の現場へ到着していた。


「ほう、200万円。」


「ええ、すごい大金ですよ。」


「なるほど。」


その後、撃たれた警備員は1名を取り留めた。


後藤と甚吾は、覆面GTRに乗って逃走車の行方を追った。


「ん、パトカーだ。」


「あんな覆面で、捕まってたまるか。」


と、男は急ハンドルを切って、急発進して猛スピードを開けた。


「そこの赤のスープラ、直ちに止まりなさい。」


と、マイクで停車を呼び止めた。


「ふっ、捕まえてみろっ。」


「わっ。」


と、スープラはドリフトして左折した。


「くそーっ、逃げられた。」


「あの2人は、誰。」


と、後藤は無線で報告した。


「それで、特徴は?。」


「犯人は2人組、拳銃所持、チンチラ風40台ととヤンキー風の20台前後。」


「あの2人に間違いないわ、新見正弘と山崎秀文、手配中の改造拳銃強盗だ、何としても逮捕してやるわ。」


そして、南と西出が乗った220クラウンは赤のGRスープラを発見した。


「あの車だ、追うぞ。」


「ええ。」


そして、220クラウンは赤ランプをつけて、サイレンを鳴らした。


「唯ちゃん、しっかり捕まってろよ。」


「おう。」


そして、220クラウンはスピードを上げた。


「待てーっ。」


「ふっ、今度はクラウンか。」


「あおって、事故って煽らせてやろうぜ。」


「おう、まかしとけっ、俺のエース級の運転を見せてやるぜ。」


「わっ。」


「なんで、乱暴な運転なんだ。」


「こんな運転する強盗がいたなんてな。」


と、その時だった。


中居が乗るS13シルビアは、220クラウンを追い越していった。


「なんだ、あのパトカーは。」


「黒塗りのクーペ、見かけない人ね。」


と、西出は言った。


「スープラギャング、キルユーッ。」


と、発砲した。


「死ねっ。」


と、山崎は窓から拳銃を向けた。


「ふっ、お前がな。」


バキューン


と、中居は拳銃を撃った。


「ぐはっ。」


「ひぇーっ。」


と、GRスープラは工事現場に突っ込んだ。


「てめぇっ、ぶっ殺してやる。」


「それはこっちのセリフだぜ。」


と、中居は発砲した。


「ぐはっ。」


「ちくしょーっ。」


と、新見は逃げようとしたが中居に確保された。


「おいっ、まだやるのか、どうする。」


「ひっ、ちくしょー。」


と、そこへ南と西出が到着して、新見を確保した。


「そこまでだ!、動くな。」


「観念しなさい。」


「ちくしょー。」


こうして、銀行強盗事件は解決した。







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