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異世界転生 第二の人生は胎児から 新生児からはじまる無双物語  作者: ねむねむぴよ
第4章 新生児が先生に成れるのか?やれてるんだからどうでもいいじゃん
37/56

30話


 大賢者となったラインハルトであるが、相変わらず緩やかな時間の流れに身を委ねていた。

 週に一度大名行列の様に護衛の騎士とマーニを連れ、魔法の基礎概念の講義を行いにお髭先生の元を

訪れ、後は陽だまりのような母胸に抱かれ、庭を駆けまわり、こっそり城を抜け出し特訓を行っている。

 そう細心の注意を払い、城を抜け出すせいで【隠形】【気配察知】【気配遮断】【影隠】【暗視】【先読】【空蝉】などと言う暗殺者か忍者かってぽいスキルがテンコ盛りに増えた。

 しかも、手負いのショワンウーを単独討伐したおかげで存在値:LVが大インフレを起こしている。


 そんな中、久々に寝室で不寝番が微睡んだ時に神眼鑑定を実行した。

 『 しんがんかんてい 』シーツに隠れ囁く様に呟く。 


 天井には満天の星空の様にスキルツリーが輝きだした。


 『 めいさいかんてい 』


 個体名:ラインハルト・フリード・フォン・ヒューラ

 種族名:人間 

 称号 :大賢者

 二つ名:触れてはならない者 子供賢者 大賢者の生まれ変わり ジャイアントキリング 

 状態値:新生児 生後5か月 好調 実質状態2歳半

 存在値:LV23652


 体力値:946080HP  

 魔素値:▼2128679MP (保有2128680MP)

 魔道系スキル:▼光 ▼闇 ▼火 ▼氷 ▼水 ▼風 ▼雷 ▼土 ▼木 ▼治癒 ▼浄化

 創作系スキル:▼木工 ▼金属加工 ▼錬成術

 操作系スキル:魔力操作 重力操作 斥力操作 温度変化 水流操作

 強化系スキル:肉体改造 魔力強化

 耐性系スキル:毒物耐性

 探査系スキル:神眼鑑定 探知 遠見 暗視 気配察知 気配遮断

 特殊系スキル:異空間収納 ゲート 無詠唱 念動 早熟 隠形 影隠 先読 空蝉


 それにしても自重をしらないMPの桁がオカシイ。ラスボス並みのMPに思える。

 体力も凄いことになっているが、中身が幼児並みでも手加減が必要なレベルに達している。


 体力値・鑑定。

 体力値:946080HP


 攻撃値:4.7 (覚醒時473.04 )

 筋力値:7.0 (覚醒時709.65 )

 敏捷値:11.8(覚醒時1182.6 )

 器用値:23.5(覚醒時2365.2 )

 回避率:23.6(覚醒時23652.0)

 防御力:3.5 (覚醒時354.78 )


 LVの恩恵がかなり大きく、覚醒すると攻撃がまず当たらない・・・というか覚醒ってなに?

 もう少年の武闘派レベル・・・筋力が7もあれば、木刀を自在に振り回せる2歳児・・・


 続けて、魔素値:鑑定。


 魔素値:2128679MP (保有2128680MP)

 >攻撃値:3530


 >知力値:1750


 >抵抗値:2845


 >幸運率:890


 >防御力:4014


 ・・・・もう自重どころの話ではない、ファンタジーゲームのラスボス並みに強く成っている。

 これって、最初は物理で倒れて覚醒して裏ボスになる展開か?!などと妄想してみる。


 と、つらつらステータスを確認していたが、最も喜ばしかった事象が有るのだ。

 それは・・・・

 オムツを卒業できたことだ。

 実質生後5か月ちょっと、実体二歳半でも早い方だと思う、正直頑張った。

 尿意を感じたら、「しぃーしぃー!」と叫びながらおまるへ飛び乗り。

 便意を感じたら、「うんち!うんち!」と連呼し、下ばきを脱ぎ捨ておまるにダイブ。

 おまるに無事放出できた時の、至福の時!きっと自分の背景にはパステルカラーのお花が咲き乱れていただろう。

 それに付随してか、少し惜しいのだがお乳の卒業も間近にせまってきた。

 まだマーニや母の乳は張っており十分に父は出るのだが、味気のある食事が恋しいのである。

 前歯なども生えそろい、時々噛んでしまいマーニや母を痛がらせるのは忍びない。


 そんな日々がたゆたゆとながれ、生後半年、肉体年齢が3歳程度に育ったところで、魔力による成長促進にセーブをかけた。理由は実年齢と肉体年齢の乖離が顕著になり始めたからだ。

 年長である他の王子王女より、成長が早く年の近い兄弟を抜いたしまったのもセーブを掛けた原因の一つだ。当面は緩やかな成長を満喫したいものだが、魔力が自重してくれるかは解らない。

 同時進行していた『 ラインハルトのお披露目式 』も、間近に控える中、母からお茶会に誘われた。


 離宮の庭園のテラス。


 父から寵愛を受けている母は側室の一人らしく、正室の王妃殿下からは遠ざけられていることが分かった。そんな正室をほっぽって朝食や晩餐を離宮でとっている父も父である。

 お茶会に呼ばれた側妃は2名、他にも3名ほどいるらしく皇位継承権が二桁になるのも頷ける。

 まぁ、11番目なんて継承権が有っても無いような物だ、たぶん医療が進んでおらず子供の死亡率が高い時代背景も関与しているのかもしれないが・・・・多すぎである。


 「 ラインハルト、あなたの小姓がきまったわ 」

 子供用の椅子に座らされ逃げられない自分は、ポウさんをギュッと抱きしめる。

 「 忠誠心の強い 獣人の子らしいわ、かわいらしい男の子。ラインハルトが気に入ると良いのだけど、どうかしら? 」

 ・・・・獣人!?モフモフ系というアレか?!

 一瞬 ポウさんを取り落としそうになったが、気を引き締め母に言う。

 「 会ってみたいでしゅ!」・・・・・まだ噛むのは治らない・・・少し悲しい。

 「 そう、それは良かったわ。お披露目会の前に引き合わせ、そのまま一緒のお部屋で過ごすの。

 だからもう私やマーニと一緒に、おねんね出来ないのよ・・・・」

 母の方が寂しそうな雰囲気を醸しているが、こちとら獣人モフモフが気に成ってしょうがない。

 しかしなぜ女の子でなく男の子か?!と思わなくもないが、獣人の子は成長が早く10歳前後で精通や生理が来るらしく、本来は物好きな貴族の慰め物となることが多いのだとか。

 そんな獣人でも、防衛本能が強く特に男子は7歳程度で人間の大人と互角に張り合うのだとか、要は肉壁として使用しろということらしい・・・そんなことさせないが。


 母は時折目尻をハンカチで拭きながら、マーニやほかの側妃に背中を擦られている。

 確かに生後半年で引きはがされるのは辛かろう・・・母もマーニまだ10代十分に若いのだ。

 

 しかし自分の気持ちは未知のモフモフに振り切れており、母やマーニも気持ちに寄り添うことはできなかった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ウワァーー!! こんなに早く再開していただけるなんて嬉しいやら申し訳ないやらです!!
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