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異世界転生 第二の人生は胎児から 新生児からはじまる無双物語  作者: ねむねむぴよ
第一章 胎児から始まる異世界転生
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第2話


 いつもの感覚、意識が雲海から浮上するようなふわふわとした状態から覚醒する。

 すかさず自分に鑑定を試みる。


 『 ポーン 条件ヲ満タシタ為、一部修正ガ行ワレマシタ。臓器ノ複製及ビ鑑定ノ制度向上ヲスキルニ反映、成功シマシタ。』


 ” なに? ”

 意識を集中するの脳内に情報が入ってくる。


 >個体名:なし

 >種族名:人間

 >状態値:胎児 四・五カ月 (実態状況6ヶ月)

 >存在値:LV0

 >体力値:5HP

 >魔素値:19MP (保有20MP)

 >スキル:明細鑑定 早熟 肉体改造 念動


 鑑定が明細鑑定となり、自分の身体をCT画像の立体版の様に正確に脳内に展開することができた。

 海馬の中心にはやはり小石のような魔核があるのだが、そこから首を通り心臓を迂回、肝臓の上位に豆のような魔核が存在している。

 それにともないMPが大きく向上していた。


 ” おぉ、マスターとスレイブかメインとサブと言った所じゃな・・・・よい塩梅じゃて ”


 身体の方もチェックしてみる。

 手足を動かし、手を握ったり開いたりを繰り返す。骨がまだ柔らかいのか、強く握りしめるのが難しいが身体が動くこと自体が素晴らしい。


 羊水の中で大きく背伸びをすると中は狭く、子宮を強く推してしまう。


 ポンポン


 母体がおなかを摩り、軽くたたいてきた。

 母の愛情を感じる柔らかな感触だ。


 それに応え、足を傍して見せる。


 「 マーニ! マーニ! 〇×▽・・・・・・!?! 」


 新たに、腹を触る感触が伝わる。

 だが、言葉が分からない。


 ” ムムム・・・早く外界へ生まれ出でたいものだか、実質そこまで日数が立っていないのぉ ”

 何とか、外界に自分を知らしめたいと考えてしまう。


 ” 魔法のある世界のはずだ、何かできるやもしれん ”


 腹の中にある魔石からゆっくりと、両手に魔素を送り出す。

 続けて、それを明るい光と転じるように念じ腹の外へと送り出してみることにした。


  すぅ~と体内から何かが抜け出す感触と共に、母体の腹を抜けて魔素が抜けてゆく。


 「 !!!??? 〇〇っ〇! マーニ! 〇〇っ〇!!」

 母体が慌てるのが解る。


 『 ポーン 魔素ノ使用ヲ検知シマシタ。

 条件ヲ満タシマシタ。 スキル【魔力操作】ガ発生【光魔法】ヲ取得シマシタ 』


 外界の人、特に母体に自分を知らしめることが出来、悦にはいる。

 スキルを取得できたことで、再び明細鑑定を行った。


 >個体名:なし

 >種族名:人間

 >状態値:胎児 四・五カ月 (実態状況6ヶ月)

 >存在値:LV0

 >体力値:5HP

 >魔素値:16MP (保有20MP)

 >スキル:魔力操作 光

      明細鑑定 早熟 肉体改造 念動


 次に、母体に向けて明細スキルを行った。


 >個体名:不明

 >種族名:人間

 >状態値:18歳 妊娠中 良好 (状態:驚愕)

 >存在値:LV26

 >体力値:132HP

 >魔素値:113MP 

 >スキル:不明


 臍の緒を通じある程度の状態を把握できた。

 意外と若い母である。

 たぶん・・・・これが普通の人の数値かとある程度の目測も付いた。

 胎児でMPが20もあるところがどうなのかよく解らないが、魔素切れを起こして気絶するように寝落ちすれば、少しはMPも多くなるだろうと、自分の腹部の魔核を大きくしようと肉体改造を使用し他所で再び気を失った。


 ・・・・


 気絶するほど魔法を使う・・・・胎児が魔法を使うなどということは、異世界でも極端に少なく、聖人や聖女といった歴史的な偉業を持つ人々の逸話にしかないこととは、胎児であるこのとき知る由もなかった。

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