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戦国時代の到来

高順と李儒の真名を募集しています。

活動報告の方に真名に関するコメントいただけるとありがたいです。

漢王朝皇帝の献帝は自分のことのみに一生懸命になりすぎており、気づいた時には周りの諸侯は言うことを聞かずに好き勝手やり始めた。それぞれの諸侯が勝手に領土争いを始め、言うことを聞くのは董卓と親戚の劉備だけとなっていた。

劉備に関しては反董卓連合に参加していたが、自分の非を認め、正式に謝罪したことや献帝の親戚であることなども考慮されて、お咎めなしとなった。

「月~、朕の言うことをみんなが聞いてくれないよ!!朕は皇帝・・だぞ。皇帝だもん!!!!」

献帝はまだ、幼い少女。そのため、皇帝としての威厳はなく、前皇帝の霊帝が引きこもりのニートだったり霊帝の嫁とかがいろいろやらかしたり、黄巾の乱が起きたりして漢王朝としての威信は落ちるところまで落ちていた。

それに加え、反董卓連合に参加した諸侯が泗水関の戦いで大敗したのを気に連合に参加しなかった諸侯や兵力の損害を取り戻そうとした諸侯との間で戦いが勃発。それが、大陸中に広がった。

親戚の劉備を徐州の州牧として、にらみをきかせようとしているが献帝の思惑通りにはいっていない。

「そうだ、確か月は他の国から進んだ武器を買ったと聞いたぞ!!」

「ええ、そうですが・・・?」

「だったら、朕の軍隊もその武器を買って強くするべきだと思うんだもん。」

「ええ!!!でも・・・詠ちゃんが高かったって言ってましたよ。」

「朕は皇帝だぞ!!お金ならいくらでも用意できるもん!!!!・・・・・たぶん。」

「ダメですよ、無駄遣いしちゃいけませんよ。白湯ちゃんは皇帝ですからね。」

董卓(月)は献帝(白湯)に信頼されているため、真名で呼ぶことを姉の霊帝以外では唯一許している。あと、気を抜いた時に「~だもん」と言ってしまう。

「そんなこと言ったって・・・・・。そうでもしないとみんな言うこと聞いてくれないもん!!!」

「しょうがないですね・・・。無駄遣いしちゃいけませんよ!!」

「わかってるもん!!!」




「どうしてそんなこと言ったの!!!!!」

月が賈詡(詠)に怒られていった。

「だって、詠ちゃん・・・。」

「だってもくそもないわよ!!!どうしてそんなこと言っちゃったのよ!!」

「それは、つい・・・・ね。」

「『ね』じゃないわよ!!!」

「ダメなの?」

「ダメに決まってるじゃない。それに、お金もないし。」

「それは、大丈夫。白湯ちゃんがお金を出してくれるって。お願い!!」

月は必死に詠に訴えかけた。

「わ・わかったわよ。いいわよ、買ってくるわよ。」

「詠ちゃん、ありがとう!!!!」




詠が月からお願いを受けて松村式シリーズの銃と軍服・野砲を大量に購入していった。それから、オーダーメイドで軍服を白湯のために一式購入することにした。




「お待たせしました、ご確認をお願いいたします。」

2週間後、エルスランド帝国陸軍輸送科の輸送部隊が購入した兵器を持ってきた。

今回購入したのは、松村式歩兵銃24万3千丁・松村式騎兵銃9万7千丁・松村式回転拳銃40万丁。城壁設置型防衛砲300門・騎兵牽引式旧型12cm榴弾野砲500門と松村式軍服を45万着・白湯用の女性皇族軍服2着である。

今回は、発注量が多かったので2週間もかかった。

「間違いないわ、ありがとう。」

「いえいえ、それでは、失礼します。」

確認が終わると、輸送部隊の兵士は輸送トラックに乗って帰っていった。








「白湯ちゃん、届きましたよ。来てください!!」

「これが、銃と言う武器か。強いの?」

「それは、すごく強いと思います。」

「これで、漢王朝の威信も取り戻せるかもしれない。」

「それと、はいコレ。着て見てください。」

「これは、何の服?」

月は白湯に白湯用に作ってもらったオーダーメイドの松村式皇族軍服を渡した。

「これは、エルスランド帝国の皇族しか着れない軍服なんですよ。白湯ちゃんは皇帝ですし、みんなとは違うってことを見せるにはいい服じゃないかなと・・。」

「そう言うことなら着るね。」







「・・・・似合うかな、月。」

「ええ、とっても素敵ですよ、白湯ちゃん。」

「そうか、そう言ってくれるとうれしいもん。」

「それで、ですけど。部隊の将軍は誰に、するんですか?」

「それは、桜杏(皇甫嵩)と風鈴(盧植)に任せる。」

「わかりました。あとで、伝えておきますね。」




桜杏と風鈴の2人が新設部隊の将軍に任命された。

後日、再び軍事顧問団が軍事指導を行った。

あと、白湯の依頼で役職名と部隊名のアドバイスを行った。

その結果、部隊名は第1近衛軍団と命名され、司令官の桜杏は陸軍元帥に、参謀の風鈴は陸軍大将と言う新たな役職に命じられた。

この部隊は争い合っている諸侯と戦い、王朝の威信を見せつけることが目的だ。




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