テスト投稿2
名前・真堂李玖(しんどう=りく)
通称・リク
人種・日本人>モンゴロイド(黄色人種)>○○○(第6章で判明)
生年月日・1991年4月23日(13歳)
性別・男
出身地・日本=神奈川>横浜
現住所・日本=神奈川>片瀬(※江ノ島を含む)
身長・163cm(2004年)>165cm(05年)>166cm(06年)>167cm(07年)170cm(08年)
体重・55キロ
スタイル・やせ型
血液型・O型
髪型・ショートカット
外見的特徴・額に小さい丸めの傷がある。
性格・条件反射で人を助けてしまう(トラブル・多)。家事に対しては神経質。不眠症。普段は小心ながらも忍耐強い。基本は温厚な印象だが、特定身内に対しては厳しく過保護(特に姉)。
「911」の被害によって初めて悪人やテロリストに対して憎しみを密かに抱いている。理不尽な行いや大きく道理から外れた事に対して、激情に駆られてしまう側面を持つ。幻痛による頭痛持ち(2001年9月中旬~04年4月)
職業・学生
家族・『父(2001年9月11日⇒事故死)』。『母(某精神病院に入院)』。『兄(2004年→事故死)』。『姉(渡米)』
趣味・読書(漫画、歴史小説、海外景観写真集)。料理(振る舞う人限定)。考古学。神話・聖書・英雄叙情詩の観覧。
クセ・ツッコミ属性(条件反射)。命の危機を認知することで、思考が合理的になってしまう(ESを参照)。
ES>獅郎と友人になった年の冬。雪合戦をしていた時の事。獅郎が剛速球を投げたことで、一瞬で戦場に変わった。
獅郎から高速で投げ込まれた雪玉は、頬を掠るだけで、裂傷する程の威力。玉切れを見計らってすぐさま突進。
雪玉をかわし、獅郎の体を引きつけてから背中に乗せ、肩越しに投げ落とた。姉に教わった「背負い投げ」で気絶に追い込む。
勝利したのは李玖。幸い獅郎にはなにも外傷はなく、「人並み以上に丈夫な体質」を知った上で掛けた技だった。
本人曰く、「普段慣れない動き」をしたことで、その翌日は筋肉痛で苦労したという。
一人称・俺
二人称・君たち。おまえら(怒)
特技・歴史。料理(食べさせる人限定)。プロレス技(身内の制裁に限る)
[持病]
『フィアレス(若年性外的恐怖欠乏症・フィクション)』
外から受ける危機反応が欠落する「奇病」。つまり外から受ける恐怖が受け付けなくなってしまう。
某学会の説では、幼児の「許容量」を極わて上回る恐怖体験を連続的に体験することで、「本来人間が持つ危機反応の麻痺」が生じるとされる。
主な症状は感情の一部が欠落し、思考を動かす際になんらかの異物感を覚える。
脳から「アドレナリン」、「エンドルフィン」の過剰なホルモン分泌が起こることで、わずかに肉体の限界を越えた行動が可能とされる。
これが危機的状況に対して、一時的に合理的な思考に切り替わり、長時間による行動の場合は、内臓に重度の機能障害を持ってしまう。また反動として発症してからの運動量によって、筋肉痛もしくは肉離れを引き起こす。
思春期に入る前の子供が発症した場合は、「成長途中の子供の脳」ではキャパシティがついて行かずに、初期の症状として度々意識が無くなってしまう。
『幻痛』
怪我や病気で失った手足から痛みから生じる『ファントムペイン(幻肢痛)』と似た『奇病』。
病名は由来となる病気の名称を被ることをよける為、人の精神に直接干渉することで、最初の綴りから「ノーバディ」と入れ替えた病名になっている。
脳に誤った電気信号が集中的に送られ、激しい頭痛として襲う。難病の由来として症状に掛かった患者だけが持つ、「特定の条件」を満たさない限り痛みは起こらない。
条件の詳細を知るには、一度体験しない限りわからない。さらに薬剤療法が全く効かず、「脳が人体を動かす際に使われる電気信号」に異常がある確証だけで、未だに治療法は解明されていない。
また特徴として李玖の場合は、発症条件を満たすことで、脳の電気信号が集中的に流れることで激しい頭痛に襲われる。そのことで脳細胞が焼けてしまい現在過去どちらかの「記憶障害」が起きる。
人種・?。見た目はリンゴと何ら変わりない、世界に十個しか存在しない生命の果実・アヴァロン(別名・種なしリンゴ)。
「ミセリコルディア財団」の援助する考古学会の見解だと、アヴァロンには世界中に生えている植物の最上位種に値するもので、「印子」と呼ばれ、人間の遺伝子の最深にまで侵入する印子が不死と神秘性の正体だとされている。
食した者はイエス=キリスト、ジャンヌ=ダルク、ゴーダマ=ブッダといった歴代の聖人同様の奇跡を得られる。男女ともに半永久的な生命力、植物と同様の代謝機能に、特異な能力が発現される。
ただし女性の場合は「聖母マリア」のように男性と交わることなくに、「独り身での懐妊する」現象がある。ただし条件として20代前半以降に至ることに限り、起こる確率は低い。
<能力の内容>
能力概要・進化タイプ(次の段階でも前段階の能力も付属される。)
初期段階・第一話から幻痛の○○により発現。
[リーディング(思念吸引)]
効果>思念の強く染みている物体、あるいは人間の遺体に触れて、その場に残った残留思念を読みとる。他にも人間の思念の漏れを読みとる原理とした読心機能がある。
[スローモー(風絶眼・ふうぜつがん)]
効果>高速で移動している相手を視覚でとらえる能力。攻撃された際に自分が死ぬ危険を認知したことで、自動的に思考を保ち、時間感覚を遅らせた状態で攻撃の回避を向上させる。ただし相手同様使った自分もゆっくりと動くことになる。
第一段階[?(真眼・まがん)]・一度だけ死に至ることで発現。直後に両目が淡いオレンジ色に発光し、視界も同様の色に見えるのが特徴。李玖がテロの被害を元に得た能力。防衛本能を通じて自動的に『スローモー』が発動する。
[スキールニル(光体輝・こうたいき)]
[強化]効果>能力発動と同時に、上半身から身体を強化する能力。行動時間1~3分(その場の状態にもよる)
発動中の外見は浸食された部分が、体中に霧状の「光子」が漂っているのが特徴。
主に感情の高ぶりによって、能力の源である両目から体にかけて光が浸食する形で強化する。その浸食の度合いによって、生命力と身体能力が通常の数倍になる。次いで対人による近接戦にも優れている。
何らかの状況で行動時間の上限を越えた場合、一度能力を使い終われば、その分の負担が人体に反り、気絶してしまう。
さらに第二段階が発現されてなければ傷口が治癒する反動で、体内に含まれるテロメア(寿命)が減ってしまう。発動時の注意する点は長時間の使用は避け、能力発動中に死に至れば死ぬ(※テロメアが底をつきたのも同様である)。
ちなみに能力の発動中あるいは傷の回復する度合いによっては、体内に含まれるタンパク質を過度に消費してしまう。その為、体重が大きく減少する場合がある(推定1分につき1キロ)。発現以降は李玖は大食する日がある。第二段階発現以降は標準として変わらない。
集中することで、認知した空間での中距離攻撃の「ESP・サイコキネシス」を中心に発動する。ただし1分以上使用した場合は、脳出血と記憶障害が起こる。休憩を入れた上での使い方が求められる。
[ブリューナク(光掌・こうしょう)]
[付加]効果>両腕を発光させ、短剣(または手刀)のように攻撃する通常攻撃の能力。
悪魔の対しては「聖遺物」同様に強力な浄化作用が備わり、防御も可能。
9~4級の悪魔でも、確実に急所(心臓)を一突きにすることで、一発で倒せる(※倒す悪魔の強さによっては、一発KOはほとんど難しい)。
特徴として、能力の使用中に片手だけ力を集中して使うことで、「光の鉤爪・短槍」として9~7級にわたる悪魔を一撃で倒す事ができ、その上複数の敵を相手にする際に有効。
対人に使用する場合、殺傷力はないものの、掴み込められる程度であれば両手にまとった「光子」で飛び道具の攻撃を物理的に防ぐことができる(条件・「ブリューナク」の使用中に「スローモー」の使用をする)。
生い立ち
(1)
『心ある間(真堂李玖・0~5歳)』
(1991年~96年)
地下の書斎でフリーライターをやる父・真堂創一、専業主婦をやる母・真堂優子の間に次男として生まれた李玖。姉・真堂智美、兄・真堂陽一の2人をあわせた5人家族で横浜で暮らしていた。
物心ついた頃(5歳)、姉兄に隠れて家の地下の書斎に忍び込み、神話、聖書、英雄叙情詩、伝奇、歴史といった数種類の「古本」に興味を持っては、よく読みあさっていた。そのことで李玖は、日本とは違う世界の文化に触れる旅人になることを夢だった。
(2)
『非情な現実(5~10歳)』
(1996年~2001年9月11日)
小学三年(10歳)まで一人だけ暇さえあれば、世界地図を愛でながら将来の旅のプランをたてる日々。学年があがる中で、平凡な人間関係を築きながらも、ほとんど兄と姉に遊んでもらうことが多かった。
そのことで、身内以外の交友関係はあまり活発ではなかった。
初めての海外旅行中に起こった未曾有の大事件・「911(アメリカ同時多発テロ)」の被害に合い、父・創一を失う。
以来、事件の情景を焼き付けたことで、精神に障害を及ぼし「PTSD(Posttraumatlc.Stress.Dlsorder>心的外傷後ストレス障害)」・「フィアレス(若年性外的恐怖欠乏症・F)」の二つを患ってしまう。
李玖の母・優子も事件によって「夫・創一」を亡くした事で、重度の鬱病を患う中、幾度か癇癪を起こし、家族が面会に来た矢先に息子である李玖を絞殺しかけたこともあった。
以後まともに生活ができず、帰国したと同時に県内にある青山精神病院(F)に入院。
(3)
『不和の影(10歳)』
(2001年9月~10月)
代わり果てた母の様子に、数日の間は心身喪失・一時的な衰弱を幼少期に経験をすることに。今まで症例のない病の一つで、頭部から引き裂かれる感覚として「ファントムペイン(幻痛)」が生じてしまう。
過去に経験した痛みを再度受けたと、脳が勘違いすることで生じる病気で、その名のとおり幻に近い痛みを感じる障害。李玖の場合飛行機雲が掛かった空を見ることで、頭部が痛み始める。
帰国から数日後に兄と散歩の途中で、最初の「幻痛」に襲われた際、突然の痛みに失神。すぐさま兄の連絡で救急車に運ばれ、市民病院で検査を行ったところ、とんでもない結果がでた。
(4)
『脳無し少年』
(2001年10月)
CTスキャンで李玖の頭部をチェックした後、診断をした医者が気まずそうに、「君の脳が無い」と唐突に告げられる。一方で鳩が豆鉄砲でもくらったかのように目を丸くした真堂兄弟は、一時は動揺するも医者に改めて詳しい説明を求める。
「脳が無い」というのは語弊で、正確には脳内をCTスキャンで何度調べても撮れないとのことだった。
アメリカで受けた検査ではなんともなかったにも関わらず、日本で取ったモノクロフィルムには頭蓋骨の内部から皺すら無い、真っ白い内部だけだった。
医者の意見では脳の異常を調べるには、手術で直接頭を開くしかないと告げられた。保護者で決定権がある陽一は、2日間悩んだ末に手術の申請をした。
帰国してからの生計は、米政府に支給された被害者に対する基金、創一が入っていた多額の保険金を元に建てている。手術を受けてから10日が起ち、学校を休む形で行われた。無事に手術を終え、脳には特に異常がなかった。だがこのことで李玖は思わぬ災難に見舞われる。
(5)
『能無しと一匹狼』
(2001年10月~04年)
小学校卒業までの2年間、わずかに交友関係があった友人達(3人)が連続で転校したことで、突然孤立してしまった。周囲から慰めながありながらも、どこか心の渇きを感じる日々をおくる。
その為、クラスでは完全に浮いた存在になってしまう。
次いで「フィアレス(F)」の影響で、目の前に花瓶が落ちたり、同じクラスメイトが交通事故に自ら巻き込まれかけても、それによる外的ショックに対して人並みの恐怖が感じられなくなってにいた。
あまりに不自然な李玖の態度にクラス内で気味悪がられてしまった。以降、学内でイジメにあった李玖は、自信の「不気味な印象」の影響が強く、いつしか「脳無し少年」と呼ばれるようになる。
そんな中、転校してきた『崇妻獅郎』に助けられ、後に一人の理解者として接するようになる。横浜から湘南に引っ越したことで、地元の学校『南海中学校』に進学してからその仲は変わっていない。
(6)
『摩天楼の逸話』
(紀元前????年~)
これはあくまで伝説である。
『創世記』曰く、人類は天に届く高い塔を造ろうとしていた。塔は雲を越へ、今にも蒼穹を貫かんばかりに高々とそびえ立ち、神の領域へと踏み込む人類は神の逆鱗に触れ、世界に不和を落とした。
それぞれ違う言葉話すようになり、塔は崩れ、散り散りとなった人類は、現在まで歴史が語られる「争い」が体現されたとされる。
真堂李玖は知らない。
あるいは自ら否定しているのかもしれない。
あの「911」でなにを見たのかをーーーー




