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【完結】染髪マン〜髪色で能力が変わる俺はヒーロー活動を始めました〜  作者: 仮面大将G
襲撃と救世主

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登場人物紹介

染谷柊吾/染髪マン

 主人公。K大学文学部の1年生。

 大学デビューで金髪にしたら、染髪マンという髪色で能力が変わるヒーローにされてしまった。

 K大学があるO県とは隣のK県出身で、大学の近くのアパートで一人暮らしをしていた。だが美乃里が引っ越して来て今は二人暮し。


 とにかく馬鹿正直な人間で、なんでも思ったままを言ってしまうところがある。


 元野球部で、高校までは野球に打ち込んでいた為、恋愛経験は皆無。美乃里の好意にも全く気づかず、最終的に泣かせてしまった。


 ツッコミ気質だが天然ボケな部分もあり、しっかりしていそうでしていない。

 自分でも少し抜けている自覚はあるので、大学の授業は真面目に受けている。





明石大輔

 柊吾と同じくK大学文学部の1年生。大学の入学式に向かう途中で柊吾と出会い、友人になった。

 その後柊吾と一緒にいる時に怪人に襲われ、柊吾が染髪マンだということを知る。


 勉強は苦手だがデバイスには強く、アプリの開発ができる。その技術力で柊吾に協力し、怪人が現れたら通知を送る『怪人キャッチ』というアプリを開発した。


 茶髪で一見チャラそうに見えるが、真面目な場面ではちゃんと真面目にやる男。

 冷静だが熱い面もあり、柊吾を精神的に救ったこともある。柊吾の良き理解者。


 美乃里や銀子からの扱いは雑で、本人はそれを不満に思っている。だが実際は絡みやすいからイジられているだけ。






詰石美乃里

 柊吾、大輔と同じくK大学文学部の1年生。

 柊吾のことをずっと好いており、大胆にアピールを続けるも気づかれなかった。

 その為泣きながら告白したところ、柊吾も美乃里への好意に気づき、晴れて柊吾の彼女となる。


 茶髪のセミロングで、パッチリとした目が特徴。所謂たぬき顔女子で、大学でも人気がある。


 計画性が無いところがあり、授業中は寝る、買い物は片っ端からと好き勝手して後悔するタイプ。己の欲望に忠実とも言える。


 ネイルサークルに入っていて、セルフネイルが趣味。美乃里目当てでサークルに入ってこようとする自称美容男子もいるが、美乃里が突っぱねている。


 高校までは女子校で、こちらも恋愛経験皆無。大学に入る1週間前にシャンプーゾーメに襲われ、染髪マンに助けられた。後に染髪マンの正体が柊吾だということを知り、彼に好意を抱く。





藤本銀子/カラートリートメントゾーメ/カラーリングガール

 柊吾たちと同じK大学の経済学部に通う女学生。双子の兄、凱がいる。

 父親の家庭内暴力で母親を失い、路頭に迷っているところをクロゾーメ軍団に拾われた。

 軍団では幹部として活動していたが、染髪マンの存在を知って自由な髪色に憧れるようになる。


 凱と共に柊吾を襲った際、凱を裏切ってヒーロー側に付く。そのままヒーロー、カラーリングガールとなり、柊吾と共に戦うようになる。


 高速移動を主体とした攻撃を得意とし、染髪マンと同じく髪色で能力が変わる。

 だがロングヘアの為、全頭ブリーチカラーに時間がかかり、あまり髪色を変えないようにしている。


 しっかり者だが変なところでノリが良く、柊吾たちの悪ノリに付き合うこともある。





金森蘭

 柊吾や銀子が通う美容室『HERO's HAIR』のオーナー兼スタイリスト。一人で美容室を運営している。


 金髪に紫のインナーを入れており、年齢は不明。父から特殊な染髪技術を受け継ぎ、ヒーローを生み出す力を持つ。


 クロゾーメ軍団の活動を受け、ヒーローの素質がある人物を探していたところ、柊吾と出会って彼をヒーローにする。

 蘭によると、ヒーローの素質は「誰かを助けられなかった経験」があること。


 ミステリアスな雰囲気で常に余裕の態度を取っているが、突拍子も無い冗談を言うこともしばしば。





権藤博/ヘアマニキュアゾーメ/白い染髪マン

 K大学の教授で、専門は歴史地理学。

 クロゾーメ軍団の幹部として最初に染髪マンの前に立ちはだかった。その正体は30年前に漆黒の王を封印した、白い染髪マン。


 些細な喧嘩から恋人を失い、これ以上大切な人を失う者が出ないようにヒーローになることを決意した。


 漆黒の王が復活することを知っていた人物で、敢えて復活のタイミングを狙うことで漆黒の王を完全に倒そうとしていた。


 新たな世代のヒーローに助言をしつつ、ごく僅かな時間ながら全盛期の力を使って戦う。


 染髪マンの力を得たものの、髪は完全に白髪になっており、染髪を必要としない。


 厳格な人物だが根本には熱い情熱を持っており、漆黒の王を倒す為に奮闘する。




藤本凱/カラーシャンプーゾーメ

 銀子の双子の兄。両親を失って路頭に迷っていたところをクロゾーメ軍団に拾われ、幹部として活動していた。


 頭が弱く、自分に優しくしてくれる人物を盲信するところがある。

 その為銀子によく叱責されるが、本人は気にしていない。


 染髪マンを狙って襲いかかったが、染髪マンマッシュの前に倒れた。

 発毛剤ゾーメの力で一度復活するも、身内を倒す覚悟をしたカラーリングガールに倒される。


 クロゾーメ軍団の「人間は黒髪でないといけない」という信念を叩き込まれており、洗脳状態だった。自分では善悪の区別が付いておらず、軍団に踊らされていた、ある意味被害者。






郡司/ヘナゾーメ

 柊吾に道を尋ねるフリをして倒そうとしていた、クロゾーメ軍団の幹部。日本刀の達人だが、年齢を重ねている為柊吾を眠らせて拘束して殺そうとした。


 漆黒の王を盲信しており、宗教的にクロゾーメ軍団に入っている。軍団からの信頼が厚く、最も多くの戦闘員を付けられている。







外川翔也/ヘアカラーゾーメ/毛根マン

 クロゾーメ軍団幹部の青年。幹部の中でも最強と言われており、戦闘力は随一。

 黒染めに対する強い執念を持っており、黒髪でない人間を見かけると見境なく黒染めを仕掛ける。

 

 また毛根マンというヒーローのような姿に変身することも可能。染髪マンを元にして作られた毛根マンシステムを使い、毛を抜くことで力を発揮する。


 染髪マンと戦って敗れたが、漆黒の王を復活させることに成功した。





漆黒の王

 クロゾーメ軍団総帥。別名シャープ0。

 「黒」を司る存在で、完全な闇を作り出す力を持つ。


 黒髪至上主義の企業を乗っ取ってクロゾーメ軍団を組織。一度白い染髪マンに封印されるも、30年の時を経て、叫ティクル(キョーティクル)を集めることで復活した。


 通常は全く同じ個体が6人いるが、合体してシャープ000000になることができ、こちらが本来の姿。


 6人に分裂している時は身長3mほどだが、合体すると20mほどの巨大な姿になる。

 真っ黒で表情もわからず、ただ闇が広がっているような感覚を覚える見た目をしている。


 染髪マンたちと戦い、3人の光によって消滅。だがまだ怪人たちは漆黒の王の復活を諦めておらず、残党が叫ティクル(キョーティクル)を集め続けている。

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