表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

金魚

作者: 物語のあるリボン/いろいと

物語のあるリボン作家『いろいと』です

私の作るリボンには、1つずつ名前と物語があります

手にとって下さった方が、楽しく笑顔で物語の続きを作っていってもらえるような、わくわくするリボンを作っています


関西を中心に、百貨店や各地マルシェイベントへ出店しております



小説は毎朝6時に投稿いたします

ぜひ、ご覧下さい♡



Instagramで、リボンの紹介や出店情報を載せておりますので、ご覧下さい

hhtps://www.instagram.com/iroit0

ゆらゆら揺らめいて

振袖のような大きな赤いヒレを優雅に翻す

私が一番なのよと言わんばかりの堂々とした泳ぎだ



私は、夜店のライトでキラキラしている水面をじっと見つめる

『こっちにおいで~』

そう言いながらポイを構える



狙うは、赤い振袖のようなヒレをもつあの大きな金魚

こちらの気を知ってか知らずか

優雅に泳ぐ姿に少し見惚れる



お祭りと言えば金魚すくい!

と、意気込んできたものの

実は私は一匹もすくえていない

これが2回目のチャレンジなのだ



遠く聞こえてくるのは太鼓の音

もうすぐ花火も少しあがるらしい

盛りだくさんなお祭りに今年も大勢の人が楽しんでいる

りんごあめを食べながら、ベビーカステラを買い

その先にあるイカ焼きに足を運ぶ



『いっけーー!!』



私はザバッとすくい上げた

丸い舞台の上に乗るか乗らないかの瞬間

尾ひれが和紙の上をかすめていくのを唇をかみしめて見ていた



『残念!いけると思ったのに』



そう言って立ち上がる

まだお祭りは始まったばかり

浴衣を着た人と入れ違う



今宵はお祭り

逸る気持ちが賑やかに活気付ける

私も色鮮やかに舞い踊る

最後まで読んで下さり、ありがとうございます


色々なお話を書いておりますので、どうぞごゆっくりとしていってもらえると嬉しいです


また明日、6時にお会いしましょう♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ