表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界案内人  作者: 自由丸 駄無
5/6

005 一見 雷花 女神の霊園 05

005 一見 雷花 女神の霊園 05


前回のあらすじ

一見ヒトミはギフト“雷纏ライテン”を授かった!

・でも強すぎるからとりあえず手から出せるように制限された!

・撃ってみた!飛んだぞ〜⭐︎(机が!


ロドリー「よし!ギフトも与えた!そろそろ旅立ちの時と行こうじゃないか!」


ロドリーはまるで自分が旅に出るかのように高揚している。

それを冷静に宥めるようにラストさんが話す。


ラスト「ロドリー、もう一つ最後に話があるだろう。

もういい、僕から話す。」


ラストさんは本当にロドリーさんと長い付き合いみたいだ。

よくも悪くも彼女の事を諦めている。


ラ「さて、雷花君。君は制限されながらもギフトを得た。

異世界に対する知識も得た。意気込みも十分にある。

あと君の異世界生活を満足させるために必要なのは

異世界生活冒頭の安全だ。」


一「確かに。」


確かにギフトは得た。でもこれはまだロドリーでいうところのレベル1。

異世界には他にもギフトやスキル持ちがいるので

この能力だけでは解放される前にやられてしまうかもしれない。


ラ「そこでだ!君の異世界転移、僕も一緒に行かせてもらう。

僕はそれなりにスキルや魔法を習得していてね。

お世辞にも強いとは言えないが序盤のお手伝い位はできる。

異世界の知識もあるから君の異世界生活が安定するまで僕も一緒についていく。

具体的には『君のギフトがレベル2、能力が完全に解放され、

君が異世界の基礎知識を身につけたら

僕はお役御免となってこの霊園に戻る。』

それで良いだろうか?」


一「よろしくお願いしまぁーす!!」


願ってもいない提案だ!!

ラストさんの戦力がどの程度なのかはわからないけど

こんなに優しくて良い声の人が強くないはずがない!!

思うより先に体が返事をしてしまっていた。


ラ「話すのが遅くなって申し訳ないね。

僕の同行ありきでギフトを考えられても困るから

いつもギフトを決めてもらった後にこの話はしているんだ。

それじゃあ、説明も長くなってしまったしそろそろ。

いいかな?」


今度は脊髄反射で話すのではなくしっかり言葉の意味を頭で受け取り、理解する。


その上で私はー

一「連れてってください!異世界、エアステn


叫び終わるかどうかの瞬間、足元の床が抜け真っ暗な闇にラストさんと落ちていく。


足は重力に従い下に伸び、頭は自然に上を見上げた

その視線の先には我らが女神様が満面の笑みで手を振っていた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ