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異世界案内人  作者: 自由丸 駄無
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004 一見 雷花 女神の霊園 04

004 一見 雷花 女神の霊園 04


前回のあらすじ

一見ヒトミ、女神からスキルもらえるってよ。

・ただ、強すぎるスキルは制限されるってよ。

・女神様が認めてくれたらおいおい解禁されるってよ。


というわけでスキル、いやギフトシンキングタイムだ、脳内の諸君。


ちなみにラストさんに軽く聞いたところ

私が行く異世界にはキチンと魔法も武器を使った技などもあるらしい。

ではスキルとギフトの違いは何かというと生まれ持ったものや転移の際に与えられるものがギフト、

生後に努力と実力、あるいは人から指導を受けることで使えるようになるのがスキルと言うことらしい。


勿論私自身も異世界転移後にスキルを習得できるらしいので

それも視野に入れてギフトを考えたいところだ。。。


かなり長時間、悩んだ。

悩みに悩んで自分の中で出した答え、

求めるギフトを2人に話す。


一「私は、雷を自由に使えるギフトが欲しいです。」


おそらくこの能力は制限される。

異世界に行く上でどれだけ制限されるかはわからないけど

解禁された時の事を考えてこの能力にした。


地球で読んできたどんなファンタジーでも雷の能力が最下位にいることはなかった。

敵に撃ってもよし、自分や武器に纏ってもよし、熱にも磁力にもなる。

身体強化に使った漫画もあったはずだ。


どこまで考えているとおりに能力が使えるかわからないけど、

この能力で後悔することはないだろう。


ロドリーとラストは2人だけで少し話し、結果を出したようで

私にギフトの詳細を告げた。


ロ「よし!決まったよ!君のギフトは“雷纏(らいてん)”だ!

敵に撃ってもよし、自分や武器に纏ってもよし、熱にも磁力にもなる。

身体強化に使った漫画もあったはずだ!」


心読んでないよね!?他の人に言われると滅茶苦茶恥ずかしいよ?


ロ「ただし!君も察している通りこの能力は強すぎる!

なので制限はかけさせてもらうよ!

転移時はギフトレベル1として、“手から電撃が出せる”に制限します!

早くワッタシに認められていろんな電撃を見せておくれよ〜!ホイ!!」


ホイ?

女神の謎の語尾に頭を傾ける。


ラスト「雷花君、もうギフト、、使えるようになったぞ。。」


あまりにも一瞬であまりも突然で理解が追いつかない。


もっとなんかブワーってのはないの?ブワーってのは。


ロ「撃ってみな!!飛ぶぞ〜⭐︎!」

一「ラストさん、どうやって撃ったらいいんでしょう?」


もうこの女神に聞いてもわからないだろうから

わかりやすく教えてくれそうなラストさんに聞くことにする。


ラ「本当は念じるだけで良いのだけど、最初はうまくできないから

漫画とかでみた技をイメージしてみると良いよ。

あと君のギフトはおそらく色々な技を使い分けることになりそうだから

技それぞれに名前をつけておいてイメージしやすいようにしておくと良い。」


さすがラストさん、わかりやすい。


その言葉を受け技名を決めて言葉にする。


一「雷噴(らいふ)。」


言い切った途端自分の前方に青白い電撃が放たれ、真っ直ぐに飛んでいった。


そのまま直進する雷はさっきまで2人がいたテーブルを破壊した。。。


一「あ。。。ごめんなさい。。。」


申し訳なく思いながら2人の方を見ると


ラ「なるほどレベル1でも充分戦えそうだな。」


ロ「火の能力選んだ子は前にいたけど雷も良いねぇ!」


テーブルのことよりも私のスキルについて話していた。


一通りロドリーさんと話し終えたあとラストさんは僕を見て


ラ「しっかり技のイメージが出来ているね。

問題なく異世界でもやっていけるよ。レベル1でも応用を利かせることは出来るから色々技を作って試してみるといいよ。」


確かに何かを体から放った感触を、

その結果壊れたテーブルを見て私はこれから異世界、

戦いのある環境に行くことを再認識した。


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