表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

クリスマスを控えた一人のサンタクロースの話です。良かったら、読んでみて下さい!

 世界が白銀に染まって一ヶ月と少し。小さなログハウスに声が響き渡る。男女の騒がしい声が冬の澄んだ空気に消えていく。

「クリスマスによその子幸せにするってどうなのよ!私一人も幸せに出来ないくせに!」

「いや、そんな事言われても……。給料減るし……。これでも一応、公務員だし……」

「まったく!そんなんだから貧乏くじ引くのよ!」

 …と、なんだかご立腹な女の子は俺の恋人、ゆきだ。どうやら、クリスマス当日に俺が彼女の傍にいてやれない事に怒っているらしい。ホント、どうしたものか。

「もう!なんとか言ったらどうなの!本当、そんなんだからあんたは貧乏くじを…」

 まずい。なんか泣き出しそうになっちゃってる。

 俺はゆきを宥めるように言う。

「…うん。わかってる。クリスマス当日に一緒にいられないことだよね?それは本当にごめん。仕事が増えちゃって…」

「…そ、それだけじゃないわよ!」

 と、彼女は勢いよく椅子から立ち上がり、部屋のドアをこれまた勢いよく開けて出て行ってしまった。

「…怒らせちゃったかな……」

 俺は少し伸びをして、明日からの仕事に備える事にした。後ろめたいけれど、今はこうするしかない。


 クリスマス当日まで、あと三日。

クリスマスまでにどうにか完結させようとしていますが、どうやら、間に合わないような気がします。


ここまで読んで下さり、ありがとうございます!次回もお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ