スターリア王国 入国編 (2)
できる限り投稿していきたいと思います(*・ω・)*_ _)ペコリ
前回自分のスキルを見て叫んだが、今はみんなでスキルを把握していた。
「えーっと、まずは言い出しっぺの俺のスキルから説明するな?
まず俺のスキルは鑑定と弓術と雷魔法と所得経験値上昇の3つと、
ユニークスキル?の言語理解に武具召喚、それとストレージだ!」
「じゃあ次は私が説明する〜 えーっとぉー私のスキルはねぇ〜
智樹くんと同じ鑑定と所得経験値上昇と言語理解とストレージで
しょ?後は風魔法と格闘術と龍召喚だよ!!」
「え!?ドラゴン呼べんの?」
「智樹さん、まずはみんなが言い終わってからね?」
冬子に注意されて智樹が黙ったのを確認するとまた喋り始める。
「私もスキルは智樹さん達と同じ鑑定と所得経験値上昇、言語理解とストレージで、あとが火魔法と杖術、それに分離っていうスキルだよ! お兄ちゃんは?」
「あぁ、俺もみんなとおなじ鑑定と所得経験値上昇にストレージと言語理解だろ? あとは剣術と水魔法に付加っていうスキルだな」
「じゃあ違うスキルの説明していこうぜ?」
「賛成!私も早くスキルを使いたいなぁ〜」
「じゃあ! まずは智樹しか持ってないスキルの説明を聞こうか!」
そうしてみんなのスキルを全員で把握したあと、男二人は心の中で嘆いていた…((俺もドラゴン呼べるスキルがよかったなぁ))と
「じゃあ! お待ちかねのスキルを使ってみるとしますか!」
明るく叫んでスキルを使おうとするが、それは冬子に止められる
「はいはい、日も沈んできたから寝床の確保と食料を探さないとね?」
「そうだね〜 お腹がすいては戦はできぬって言うしね!」
「でも食べられるものなんて誰も持ってないぞ?」
「いや、だから探しに行くんだろ・・・」
「あ、そっか! じゃあ食いもん探してしゅっぱーつ!!」
この時俺たちはまだ異世界に来たと本当の意味で理解出来ていなかったのだろう。
近くの森を探索して1時間ほどたって俺たちは休憩していた。
「あぁー 全然見つかんねーじゃん」
「ほんとにねぇ〜 もうお腹ぺこぺこぉ〜」
「寝れるところも見つからないし、もうどうしたらいいのよ」
3人ともだいぶ疲れてるな。まぁ、俺も疲れてるんだけどなんか嫌な予感がするんだよなぁ。それが何かはわからないけど・・・
「あと少ししたらまた動くぞ」
そう言って前に出ようとした時森の中から一頭の熊に似た何かが出てきた。
しかも運が悪いことに移動した目の前から出てきたのだ。
見た目は熊なんだけど、牙がでかいし体の色が銀色だったし、何よりも大きさが普通のくまの2倍ぐらいはある。
こうやって分析しているあいだに熊は俺たちに向かってきていた。
「おいおい、なんなんだよこのでかい熊! おい!逃げるぞみんな!」
「ダメだよ! もう逃げられる距離じゃないよ!」
「お兄ちゃん・・・ビックリして立てないよ」
「待ってろ、冬子!今行くから!」
その熊(のような化け物)は動けない冬子にゆっくり向かっていた。それはまるで、怖がるのを面白がっているように見えた。
俺は急いで冬子を抱えて逃げ出すが、すぐ後ろで熊が腕を振り上げていた。
俺は冬子だけでも守ろうと冬子を抱えてしゃがむと同時に耳をつんざく音がなり、あたりを見ると智樹がガッツポーズをしていた。
「よっしゃ! 魔法成功だ!雪人!冬子ちゃんを連れて早くこっちに!」
どうやら智樹が魔法で雷を落としたようだ。
「あ、あぁ! 冬子立てるか?」
「うん、ありがとうお兄ちゃん」
「2人とも早くこっちに!」
俺達が智樹のとこにつくと同時に風の刃が熊を切り裂いていた。
「ふぅ、成功してよかったな!ユイ!」
「うん!なんとか助かったね! もうしばらく熊は見たくないけど」
「ありがとう2人とも!おかげで助かった」
「私のせいで・・・危険な目に遭わせてごめんなさい!」
「まぁ俺だって目の前に急にあんなの出てきたらビビるしさ!無事だったしご飯も見つかったから問題なしだ!」
「そうそう! 終わり良ければすべて良しなんだよ?」
「グスッ…ありがとうみんな」
「2人とも本当にありがとな?助かった」
こうして異世界初の魔物戦を終えて一旦俺たちは熊鍋を作って食べていた。
まぁ熊鍋と言っても俺の付加で熊の移動で倒れてた木に鍋状態を付加して解体された熊を煮ただけなんだけどね。
解体はトウコのスキルの分解で解体した。
その後食べて落ち着いたあと今後の方針と先程の反省会をすることにした。
「さぁ、ご飯も食べ終わったし。さっきは魔法の存在が実際に確認出来た」
「あぁ、ほんとに上手くいってよかったぜ」
「うんうん」
「だから、俺はさっきみたいな熊が来ても大丈夫なようにある程度スキルを使えるようにしたいと思う。 みんなはそれでもいいかな?」
「あぁ! このままだと危険だしな」
智樹のセリフに2人とも頷いていたのであたりが暗くなり始めるまで俺たちは訓練をしていた。
その間に倒した魔物(熊みたいなやつを含めて魔物というらしい)
は、トード(でかいカエル)5匹とフォレストバード(幼稚園児くらいの大きさの鳥)が5羽だった。
ちなみに最初に倒した熊はシルバーベアと言うらしい。
見たまんまなんだな。
ちなみになぜ名前がわかったかと言うと鑑定のスキルを使ったからである。
「ふぅ、これだけあればしばらくは持つだろ」
「だな! じゃあユキトのスキルで寝床作ってくれ」
「おっけー 『付加』」
俺が近くの木にスキルを使うとあっという間にツリーハウスが出来ていた。
「おぉ〜すげぇー ユキトのスキルもなかなかチートだな!」
「流石お兄ちゃん♪ 私のスキルとは大違いだねぇ」
「トウコちゃんのスキルも強いじゃない! 敵の足を分離させて移動手段失くせるし、解体も楽にできるしだいぶ強いよねぇ〜」
「「「いや、ドラゴン呼べる人に言われても!!」」」
3人の叫びに本人は”キョトン”としているのでなぜそう言われているのかわからないのだろう。
「まぁ、とりあえず今日はこの家で寝よう。明日には人のいるところを探したいしさ」
「そろそろ人に会いたいしね」
「そうだな、それに俺の出した武器だけじゃ心配だしな!」
実はトモキの武具召喚によりユキトには日本刀、トウコには老人がつく杖、トモキは小型の弓をユイは篭手を使っていた。
「じゃあ、おやすみなさい。お兄ちゃんも智樹さんも覗いちゃダメだからね?」
「覗かないから、早く寝なさい」
「はぁ〜い おやすみなさ〜い」
こうして、異世界生活初日を終えるのだった。
~ここまでの4人のステータス~
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『ステータス』
名前 ユキト・カミタニ
年齢 18歳
職業 剣士・高校生
称号 異世界人 サバイバー
Lv5
HP 160
MP 160
STR 160
DEF 160
INT 160
SPD 160
RACK 50
~スキル~
鑑定Lv3
偽装Lv2
剣術Lv3
水魔法Lv2
所得経験値上昇Lv1
ユニーク
言語理解
付加
ストレージ
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『ステータス』
名前 トウコ・カミタニ
年齢 16歳
職業 高校生 魔術士
称号 異世界人 サバイバー
Lv5
HP 140
MP 180
STR 160
DEF 160
INT 180
SPD 140
RACK 50
~スキル~
鑑定Lv3
偽装Lv2
杖術Lv2
火魔法Lv3
所得経験値上昇Lv1
ユニーク
言語理解
分離
ストレージ
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『ステータス』
名前 トモキ・トウジョウ
年齢 18歳
職業 高校生 弓術士
称号 異世界人 サバイバー
Lv5
HP 180
MP 140
STR 180
DEF 180
INT 140
SPD 170
RACK 50
~スキル~
鑑定Lv3
偽装Lv2
弓術Lv3
雷魔法Lv2
所得経験値上昇Lv1
ユニーク
言語理解
武具召喚
ストレージ
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『ステータス』
名前 ユイ・タカナシ
年齢 18歳
職業 高校生 武術士
称号 異世界人 サバイバー
Lv5
HP 170
MP 150
STR 170
DEF 170
INT 140
SPD 180
RACK 50
~スキル~
鑑定Lv3
偽装Lv2
格闘術Lv1
槍術Lv2
風魔法Lv2
所得経験値上昇Lv1
ユニーク
言語理解
龍召喚
ストレージ
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新スキル
偽装 鑑定を同レベルまで欺くことが可能
新職業
剣士 剣を使う攻撃のダメージを増加
レベルアップにより増加量増加
魔術士 魔法を杖で使う際の消費するMPを削減
レベルアップにより削減料増加
弓術士 弓又は銃による攻撃のダメージを増加
レベルアップにより増加量増加
槍術 槍または薙刀による攻撃のダメージを増加
レベルアップにより増加量増加
新称号
サバイバー 森の中で狩りをして過ごした人につく称号
森の中で行動時ステータス1.2倍