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喜楽堂書店通信  作者: 香南
カッコイイ女性が出てくる本
7/8

番外 マーガレット ミッチェル 「風と共に去りぬ」  

【あらすじ】

 アメリカ南北戦争時代、大きな農園に生まれた娘、スカーレット・オハラは、恵まれた美貌と安定した経済力で、不自由のない生活を送っていた。

 けれどスカーレットがずっと思っていたアシュレーは、別の女性メラニーと結婚してしまう。やけになったスカーレットは、彼への思いを持ちながらも、他の男性と結婚する。

 そんな中、南北戦争が始まり、アシュレーも戦地へ赴く。彼から妻のメラニーを託されたスカーレットは、戦争時代をしたたかに生き抜く。




「映画じゃん!」

「原作ありますよ」

「え? そうなの?」

「俺も原作読んだことなくて、映画のイメージなんですけど。大筋は変わらないはずです」

「私どっちも見たことない。でもあれでしょ? 丘の上で『私は死なない!』って叫ぶやつ」

「…まあイメージとしては間違ってないです」

「それこそ怖いじゃん。さっき『阪急電車』の登場人物を怖いとか言ってたくせにー」

「そうですね。ただ、スカーレットは一途な面もあって、そこが魅力的ですね。最初に好きになった人を、かなわないとわかっててもずっと思い続けるんです。彼の奥さんに妙になつかれて、嫌々ながらも面倒見たりして、可愛いところもあって」

「そうなんだー。そういうキャラとは知らなかった」

「男性を振り回す女性なので、同じ女の人から見るとあまり好かれないかもしれないですね。俺なんかスカーレットになら振り回されてもいいかなとか思いますけど。美人だし」

「おお。意外な発言。バイト君、亭主関白っぽいのに」

「…そうですか。そんなことないですよ」


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