表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ジャスト○○文字

視線<200文字>

作者: 泰然自若


その人は泣いていた

だから声を思わずかけてしまいそうになった


「それでもかけなかったんだろう?」


その人の後ろには必死にしがみ付いている人が居たから

こっちを睨み付けながら、声をかけるなと脅すように


「どんな人だった?」


女の人だった

その人に絡みつくように白い腕が伸びていて、恐ろしく綺麗な手をしていた


「顔は」


それが、見えなかった


「睨み付けていたのに?」


顔全体は霧状の黒い影が蠢いているだけ


だけど


見てる


僕をずっと


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  うーん。ちょっと不気味な感じで、でも何か悲しいことがあったのかなぁ?なんて感じる、泣いていた人、しがみついていた人、そして声をかけそうになった人、それぞれの過去に何かがあったんじゃないかな…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ