ミリアネ・コガン
「そうよぉ。私がオーキ神父率いる三戦士の1人、ミリアネ・コガンよぉ。あなた達が目障りだから始末しにきたわよぉ。あなた達を殺せばぁ私がセクヤ王からたーくさんお金もらえるのぉ。だからぁ。私のためにし・ん・で」
ミリアネは俺に言った後、ナギサを俺に攻撃させ続け、スクレンが異能を使い
「この廃墟の中での異能を禁止する!」
スクレンが叫ぶとナギサはその場に倒れミリアネは
「あらあらぁ。酷いことをするのねぇ。お仲間を地面に倒すだなんて。最低ねぇ」
「お前の異能についてはわかっている。お前は言葉でかどわかし人を操る異能だろう。私がいる限り異能は使え」
スクレンはがミリアネに向かってミリアネの異能に対し言うと
「確かにそうかもしれないわねぇ。私の異能は人を操る異能かもしれないわぁ。でもねぇ、私がなんの対策もしてないと思っているのかしらぁ?」
ミリアネがスクレンに言うとスクレンの背後から何か刃物で刺すような音が聞こえた。
ザクリ、
「ごふっ」
「スクレン!」
シナコはスクレンに近づきスクレンの背中に刺さっていたナイフを抜きとる。
一体どこからナイフが?
「あらぁらあらぁ。可哀想に。誰にやられたんでしょうねぇ。レジスタンスに裏切り者でもいたんでしょうかねぇ」
ミリアネは不敵に笑いながら言うとスクレンは「ごふっ」と血を吐きながら
「な、ぜだ。私、の、秩序の前、では、異能は、使えないはず。な、のに、な、ぜ」
スクレンは自分の背後にいたレジスタンスにいた1人の男を見るとそいつはスクレンを刺したことに驚いていた。
「ぼ、僕は、僕はなんていうことを」
「さぁて。そこの坊や。もう用済みだから自殺しなさい」
ミリアネはスクレンをナイフで刺した男に言うと男は自分の首を絞めて自害する。
やつの異能はなんだ?人を操る異能じゃないのか?
「主人様。違います。彼女の異能は人を操るではなく催眠です。彼女の異能にかかれば彼女がかけた人に異能を解除するまでとけない厄介な異能です。彼女はおそらくスクレンにより異能が解除されるのは目に見えていたのでスクレンの背後にいる人に催眠をあらかじめかけたんです」
そういうことか。だがスクレンの異能を、秩序は効果範囲は広いんじゃないのか?
「恐らくですがあれは対象にしか効かないものだと思われます。ですから1対1ならかなり強いかと」
スクレンはあのミリアネって奴に対してだけ異能を使ったから催眠をかけた後はどうにもできなかったのか。




