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王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
第2章 王国革命編

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再会

 サザメと名乗った同じクラスのやつの後に俺たちはついていく間に俺は


「サザメ、だったか?シナコは無事か?」

「ああ。無事だよ。ブルードのやつから近々王国に着くと連絡があったからお前たちを出迎える準備をしていたんだがブルードの生体反応が消えてな。シナコが慌てたもんでおいが迎えに出たわけさ」


 シナコ、俺のこと心配してくれていたのか。テンノスケをよこしてくるくらいだから気にはなっていてくれたとは思っていたけど。ほんといい親友だよなぁ。親友だ、親友。


「おいは色恋沙汰には口を出す気はないけどせめてセクヤを倒すまでは自重してくれよ」

「な、ち、ちげーし!俺とシナコはそんなんじゃ」

「はいはい。ご馳走様です。そろそろ着くよ」


 サザメは俺たちに言うと廃墟になっているそこそこ広い建物のドアを開けると


「スクレン、シナコ。コウタを連れてきたで」


 サザメは建物の中にいる人達に言うとシナコが俺の姿を見つけて俺に抱きついてきた。


「コウタ!」

「シナコ。無事でよかった。アキラのクソやろうに何もされなかった?」

「ふふ。自分の心配より私の心配だなんて優しいわね。もちろん何もされてないわよ。あんなやつに私は惚れるほど馬鹿な女じゃないし。それに私の異能なら祈るだけで傷が回復するから」


 シナコは俺に言うと俺は久しぶりにシナコの姿を見て安堵したんだろうかシナコの頭を撫でる。


「え、えへへ。どうしたんだよコウタ。いつもはこんなことしなかったのに。私がいなくてそんな寂しかったか?」

「寂しかった、というかひたすら心配だっただけだよ。俺はシナコ以外のクラスメイトのやつは正直もうどうでもいいからな。テンノスケも死んでしまったから」


 俺はシナコに言うとシナコは申し訳なさそうに


「それに関してはごめんなさい。完全に私のせいだわ。私がこの王国から動けなかったからせめて親友のテンノスケを行かせてあげればコウタも元気出るかと思って。でもそれも杞憂だったね。テンノスケからの報告で聞いていたけどまさかこんなに素敵な仲間がいるだなんて」


 シナコは俺に言った後にマルセ達に近づき


「あの、みなさん。コウタのこと助けてくださってありがとうございます」


 シナコはお礼を言ってマルセ達に頭を下げるとマルセが


「私はコウタさんのおかげでここにいられる。恩をかえすのは当たり前のことです。私だけでなく後ろにいる3人も同様に」

「それでもお礼を言いたいんです。私は本当にあなた達には感謝している。本当にありがとう」

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