イージス・ブラッツ
マルセは黒いもやの人間を爆炎で燃やすとイージスは笑いながら
「あーあ。ひどいやつ。人を燃やし尽くして殺すなんて。君重罪だねぇ」
「人ならいくらでも殺してる。それにこんな黒いもやの不気味な人をコウタさんに近づけるわけにはいかない。手を汚すのは私だけで十分」
マルセはイージスに言うとイージスは拍手をし
「それはそれは立派なことで僕ちんからすれば反吐がでますけどなぁ。いひ!」
イージスは不気味に笑った後マルセを指でさし
「それにお前はもう終わりだ。異能を使うためとはいえ黒いもやの人間に触れた。いひ!お前もこうなるんだ。いひ!いひひひ!」
イージスは笑いながら言うがマルセの姿は一向に変化するような感じはせず、マルセの姿が変化しないことにイージスは驚く。
「ば、ばかな!なぜだ!なぜ黒いもやに触れて魔族に変化しないのだ!魔族にならないのであればなりそこねで今のやつのような姿になるはず!なぜ変化しない!」
「さぁ?私に耐性でもあるんじゃない?まぁとりあえずあんたは」
マルセは剣を抜き先端に炎をまとわせイージスの片腕を剣で切断する。
「ぎ、ぎやぁぁぁ!よくも!よくも高貴な僕ちんの腕を!僕ちんはさっきお前が燃やしたもとは人だった化け物より価値のある人間なんだぞ!その僕ちんの片腕を!」
「うるさい。黙りなさい。いずれにせよあなたみたいな人間は簡単に殺しはしない。あなたが苦しめた人の分だけ苦しめて殺してあげる」
「ひ、ひぃぃぃ!」
イージスは必死にマルセから逃げているとイージスは逃げている途中で誰かにぶつかる。
「やっぱりこうなったか。ま、仕方ない。それよりも」
イージスの前に立っていた男はイージスの頭を掴むと
「あ、あがが。はな、せ」
「イージス。お前はやりすぎた。騎士だけでなく民にまであんなことをして。この国はもう王国としては成り立たない。しかもこの責任を全てミカヅキにおしつけようとは。どこまでも腐ったやつだ」
「う、うるさい!僕ちんに逆らうな!僕ちんは選ばれし人なんだ!お前らみたいな下等な民とは違って」
「お前は人を見下せるようなやつではない。とりあえず死んでおけ」
男はイージスの頭を地面に叩きつけた後、何度もイージスの顔面を踏みつけ、数分後イージスの顔面は陥没し動かなくなる。
「久しぶりと言えばいいのかコウタ。おいのこと覚えてるかは知らないけど名前は名乗っとくな。おいはお前の同級生で同じクラスのアキヅカ・サザメだ。お前のことを迎えにきた。今からお前をおいたちの拠点にまで案内する」




