カマシラ・ラシマ
ナギサはコウタ達から離れてカマシラという男を王国から離れた森にまである程度移動させるとナギサは背中から大剣をぬきカマシラに斬りかかる。
「せやぁ!」
「お前も両手武器か!でもな!俺はこれくらいこの片腕でふりまわせるんだよ!」
カマシラはナギサの大剣を斧で受けとめたが、ナギサはカマシラの斧をはじいた後に大剣を横にし突きにかかる。
「しっしっ!」
「女のくせに大剣片手で振りまわすとかばけもんやんけ!」
カマシラはナギサの攻撃を避けながら言うとナギサは剣でつくと同時に拳を入れカマシラに攻撃する。
「な、なんやこれ!こんなんさばくんは無理やん!」
カマシラはナギサの攻撃を最初はうまく避けていたがだんだん追いつめられナギサの攻撃を体がかすめていく。
「どうした?ほら。頑張りなさい。でないとあんたは私からすればカスも同然だけど」
「俺が、カスだと。ほう。よう言うたな!おんなぁ!」
カマシラはナギサに向かって攻撃しようとするが圧倒的な手数にカマシラは攻撃できず防御だけしていた。
「どうしたどうした!お前は口だけやろうなのか?」
「ぐ、ぅうう!」
カマシラはずっと防御をしていたがナギサは隙をついてカマシラの片手を斬り落とす。
「ぐっ!」
「どうやら武闘派と言ってもそんな強くはないようね。ま、こんな弱すぎるとも思わなかったけど」
「い、異世界人風情が、この、俺をなめるんやない!」
カマシラは残った片腕で斧をふりまわしたがナギサは片腕、そして斧も大剣で砕く。
「こんな、こんなバカなことがあって。俺は、強いんだ。なのにこんな簡単に」
「私に負けてるようじゃ多分コウタの仲間たちやコウタには勝てないよ。言いたくもないし認めたくないけどコウタ達は私より強いだろうから。やってみないとわからないけどね!」
ナギサはカマシラに言うとカマシラは両手を斬られ戦意喪失したのか笑いながら地面に座り
「は、はは。こんなやつらに俺らが勝てるわけないやん。でも俺らオーキ教には三戦士がいる。あいつらには絶対に叶わな」
カマシラが最後にいいきるまえに何かによってカマシラの首は切断され地面に転がる。
「あらあら。余計なことを喋るお口はふさがないといけないわねぇ。あ、間違えて首を斬っちゃったわぁ」
恍惚の笑みを浮かべながらピンク色の髪の女がカマシラの隣に立っていた。
「あ、あなた。誰!」
「あらあらぁ。カマシラちゃん相手には強がっていたのに私だとそんな驚いちゃうだなんて。あなた私より弱いのかしらぁ?」
「さぁね。でもやってみないと分からないね!」
ナギサはピンク色の髪の女対し大剣を抜き向かって行った。




