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王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
第2章 王国革命編

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マリネオ・マリネット 2

「いんや。これからはおそらく俺が村を率いていくことになるだろうがお前の生活は安全とはいいきれん。だからこそ頼む。旅のお方。マリネットのことをどうか」


 ザインと呼ばれた男が言うと俺は


「もちろんだとも。マリネットは俺たちがつれていく。だから君は村のことを守ればいい」

「そう言ってくださるとたすかります。では俺は村のこれからについて話し合いますので何もできず申し訳ありませんが旅の無事を祈っております」


 ザインはストレイ村の中に戻っていくと俺たちはストレイ村の入り口で


「本当なら中で食料など購入したかったのですが仕方ありませんね」


 ブルードは俺たちに言うとマリネットは必死に頭を下げまくり


「本当に、本当に申し訳ない!私のせいで迷惑をかけて」

「い、いや。そんなつもりはないんだ。とげのあるいい方をしてしまって本当に申し訳ない」


 ブルードも頭を下げてマリネットに謝る。こんなもんどうしてるのは時間の無駄だ。だから


「それなら道中魔物を狩りながら王国に向かえばいいだけの話だ。ここから王国まではそう何週間もかかるとかじゃないんだろ?」

「はい。いや、約1週間?はかかるかもしれないです」


 何だまだ意外と距離があるのか。けどいいや。俺はアルカナに聞きたいことがあるし。


「それじゃコウタ様の言う通りにいきましょう」


 ブルードが言った後に俺たちはまたブルードを先頭に王国に向かう。


「なぁアルカナ。いるんだろ」

「・・・なんですか主人様。今私は忙しいのです」


 珍しいな。いつもは自分からしゃべってくるアルカナがこんな頑なに喋りたくなさそうなのは。


「俺の聞きたいことわかってんだろ?」

「・・・そうですね。予想はつきます。ですが今はお伝えすることはできません。ですが必ず、必ずじきが来たらお伝えします」


 アルカナは頭の中で俺に言った後俺も「わかった」とアルカナに頭の中でいう。アルカナとの会話が終わった後ナギサが


「はやく帰ろ。コウタ。私スイレンとか心配よ。今まともに戦える状態じゃないから。だから早く行こう!コウタとコウタの仲間さえいれば百人力だよ!」


 ナギサは嬉しそうに言った後、俺たちは淡々と順調にアーブルル王国に向かっていたがストレイ村から出て3日後。


「コウタ様。あなた達がうまく立ち回っているおかげで予想より早く王国に着くことができそうです」


 ブルードが俺に言った後俺たちの前に


「オーキ様の言うとおり裏切り者とコウタくんの仲間たちが来たようだねぇ」


 俺たちの前に身長が170くらいで自分の身長より長い鉄骨のような棒を持つ男が立っていた。

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